カテゴリー「文化・芸術」の143件の記事

「日本美術をひも解く」展 東京芸術大学美術館

皇室が持っている美術品を中心とした展示ですが、
法隆寺金堂、や平等院鳳凰堂の建築模型も出品されていました。
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事前に出品目録を見ていたら、
『法隆寺夢殿本尊(救世観音)拓本』となっていて
びっくりするやら、どういう事情?という関心もありました。

展示品を見たら救世観音の光背の拓本でした。
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目録にちゃんと「光背」の2文字を入れてくれないと、驚いてしまいます。
「肩透かしを食った」のですが、
救世観音に隠れて見えない部分を見れた。という意味で、価値はあったと思いました。

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平治物語絵巻 三条殿夜討

ボストン美術館展で一番混んでいたのが、平治物語絵巻でした。
海外流出していなければ国宝になっていたという絵巻物です。
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襲撃の緊迫感と混乱ぶりが伝わってきます。
写真などで見るのと違って、原品を前にすると細かいところまで観察できます。

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奥の牛車は、混乱の中で停止していますが、
手前の2台の牛車は、騒乱の中で暴走しています。
牛車のスポークの描写にも表れています。
今日のコミックの表現のルーツとも言えます。

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混乱の中で、馬にひかれる女官、
難を逃れようとして井戸に殺到する女官

展覧会が終わるとアメリカに行ってしまうのですね。

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蒙古襲来絵詞

東京芸術大学美術館で開かれている『日本美術をひも解く』展で展示されている
”蒙古襲来絵詞”絵巻は、
教科書でお目にかかって以来、ようやく本物を見ることができました。
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詞書で状況の説明、そして絵で情景を表していますが、
臨場感にあふれています。
戦場の緊張感が伝わってきます。
写真では感じられません。本物の持っている力でしょう。

馬体から落ちる血の鮮やかさに「いつ頃の写本?かな」「保存が良い?のかな」と感じました。
ですが、写本ではなさそうです。加筆があったかは意見が分かれているようです。

展示替えで見られなくなる前に行って良かった。

 

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展覧会のハシゴ

今日は上野へ行って、展覧会を2展見てきました。
まず、東京芸術大学美術館で、
『日本美術をひも解く』
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次に東京都美術館で、
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『芸術X力 ボストン美術館展』

どちらも、見どころはたくさんあったのですが、
一番のお目当ては、絵巻物です。
芸大美術館で
「蒙古襲来絵詞」「春日権現験記絵」「北野天神縁起絵巻」
都美術館で、
「平治物語絵巻」「吉備大臣入唐絵巻」

1日で5巻の絵巻物を見ることができました。
いずれも教科書にも出てくる絵巻物の秀作です。充実した1日でした。
感想は、あらためて書きたいと思います。 

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東芝フィルハーモニー管弦楽団 第48回定期演奏会

ミューザ川崎で開かれた東芝フィルハーモニー管弦楽団第48回定期演奏会を聴いてきました。
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コロナ感染防止のため、客席は一席ずつ空けてでしたが、
2年10か月ぶりのコンサートでした。
コンダクターの河地さんが
「3年近く練習もできなく大変でした。」の言葉に
そのブランクを乗り越えて、今日聴かせていただいた団員の方に改めて感謝するとともに
「復活した」ことに力をもらいました。
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久々の生のオーケストラは、心に響いてきました。

演奏曲目
ワーグナー:「ニュールンベルグのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
グリーグ:「ペールギュント」第1組曲・第2組曲
ベートヴェン:交響曲第6番「田園」

ペールギュントの「朝」は、寝起きの曲として毎日聴いていますが、
やはり、オーケストラの生演奏で聴くと当然といえば当然ですが、深みが全く違います。
田園にも癒されました。

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ドラクエIV コンサート

昨日は、コロナで子供が断念したドラクエのコンサートに代わりに行ってきました。
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ドラクエのコンサートという私にとっては初体験分野の音楽でした
久しぶりのフルオーケストラ=東京都管弦楽団
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やっぱり生の演奏は良いです
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コンダクターが演奏終了後、楽譜を掲げました
それも、コンサートマスターとともに掲げたのを含めて3回
亡くなられた作曲者への敬意の表現だったのでしょう

会場は、ほぼ満席でした


 

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二月大歌舞伎(2022年) 第二部 

25日は、歌舞伎座で久しぶりのお芝居見物でした。
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お目当ては、第二部の仁左衛門さんでした。

義経千本桜
 渡海屋
 大物浦

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『一世一代にて相勤め申し候』とは、この演目を演じるのはこれが最後ということです。
最後の最後の見納めということで、25日の千穐楽のチケットを取りました。
歌舞伎の物語の筋にはリアリティーがないのが多いです。このお芝居もそうです
役者さんの「芸」を見ます。
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迫真の演技でした。最後の幕で、仁左衛門さんが花道に現れたときは、鳥肌が立ちました。
初めての経験でした。

しばらく歌舞伎から遠ざかっているのは、コロナが怖いからではなく
感染対策で、大向こうから声がかからなくなったからです。
これは、気の抜けたビールのようなものです。
仁左衛門さんの芸は、そうしたことを補って余りあるものでした。

仁左衛門さんの初演は18年前だそうです。
これでもう見ることができないというのはとても残念、淋しいですが、
余韻として残っています。

この気持ちは歌舞伎座にいた人全員の気持ちでした。
幕となって、係の方がサインボードを使って退場の誘導を始めましたが、観客は拍手をして席を立ちません。
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サインボードを持った方が誰も席を立たないので、困惑した表情になりました。
それでも拍手が続きました。
さらに係員が増えて、出口へ誘導しようとしましたが、拍手が続き誰も応じません
それに応えるように幕が開き、舞台衣装から着替えた仁左衛門さんが舞台中央で正座してお顔を見せてくれました。
割れんばかりの拍手で仁左衛門さんを讃え、感謝の拍手がさらに大きくなしました。

三部制で入れ替えの消毒とか限られた時間での準備がありますので、歌舞伎座の方は大変だったとは思います。

もう一つの演目は
 春調娘七草(はるしらべむすめななくさ)でした。

 

 

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法隆寺・夢殿 救世観音を拝観

11月2日に秘仏救世観音の開扉に合わせて行ってきました。法隆寺は午前8時から開門です。混雑を予測して午前8時に法隆寺に入りました。20211109a1

境内では参拝客は見えず僧の方が掃除をしていました。西院伽藍は通り抜けてまっしぐらに夢殿へ向かいました。20211109a2参道ではお店の人が出店の準備をしている人のみです。20211109a3
夢殿の門をくぐって・・・・まだ誰もいません! 拍子抜けです。堂内の暗さに目がなれるようするなど、じっくり拝観しました。
ここの窓から拝観するのですが、20211109a4 全身を見れる位置は一カ所です。長い期間白い布でぐるぐる巻きになっていたせいか、金色の輝きが強く目に入ってきます。その後、参拝者がポチポチ現れますが、遠慮なくほぼ独占状態で見入ってました。かなりの時間見ていて戻らなかったので、お寺の方が不審に思ったのか?様子を見に来ました。私は、じっくり至福の時を過ごしていただけです。”平日に朝一番のり”の計画が功を奏しました。20211109a5 
夢殿におられる寺の方は「くせかんのん」と濁らずに呼んでいました。
帰り際に「救世観音さんと背中合わせの仏様は扉が閉まっていて脇からちょこっとしか見えないのですが?」と質問したところ堂内の図を確認して「秘仏ですので公開していません。」とのこと。どうやら秘仏をのぞき見してしまったようです。

西院伽藍に戻って、「夢殿にまっすぐ行ってしまったので、」と説明したら、「再入場ですね。」とあっさり入場を許してくれました。特別公開の3日間だけの特別公開の上御堂も拝観することができました。
ダメもとで「若草伽藍は見れないんですよね?」とお聞きしたところ「何にもありませんよ。」と。「塔心礎を一目見たいのです。ぜひ期間限定で良いので公開を考えて下さい。」とお願いしておきました。

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奈良町歩き 「正倉院展」

お昼頃に、奈良に着きました。これから始まる旅行の第1日です。

日本史上最大の転落者である藤原仲麻呂の邸跡からスタートしました。平城京宮跡庭園→長屋王邸跡→奈良国立博物館ぶつぞう館とまわって最後が正倉院展でした。

ぶつぞう館は、正倉院展の入館待ちの時間調整でした。国立博物館の友の会の会員ですので、無料で入れました。金峯山寺の仁王像の足元に立つと迫力満点です。1cc473ba160d474b8b70104318322c74

正倉院展は、はじめてでした。正倉院御物はいくつか展覧会に出品されているのを見たことはありますが、全て正倉院の御物の展示は、圧倒的存在感がありました。B0be9ce337a5449c8679bd5020407fa4

圧倒され続けた2時間を過ごしました。

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2020年 8月大歌舞伎

健康の問題もあり、怪我もありでしたが、
昨日、久し振りに行ってきました。


まず、開幕待ちで歌舞伎座の地下の木挽町広場に行きました。
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客より店員さんが多いくらいで、買い物プレッシャーを感じました。

観客は少なく、入場がまだ始まってないと錯覚するほどです。

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客席は、半分以上がコロナ対策で販売されていませんので、
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定員の1/3入っているかどうかでした。
コロナ対策は随所に見られ、徹底されていると感じました。

筋書きは販売されておらず、無料のパンフが置かれています。
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私が見たのは
第4部
与話情浮名横櫛 源氏店
「お富与三郎」のほうが通りが良いおしばいです。
幸四郎さんの与三郎はいいです。
中車さん、少しづつ役どころを広げています。
ついつい「半沢直樹の大和田常務」を重ねてしまいます。
この日の第1部で愛之助さん、第3部で猿之助さんが出ています

大向こうの掛け声もなしでしたが、
掛け声復活するまでの間、
物足りなさはありませんがこのスタイルで我慢です。

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