カテゴリー「文化・芸術」の146件の記事

東芝フィルハーモニー管弦楽団 第50回定期演奏会

ミューザ川崎で行われた東芝フィルハーモニ管弦楽団の演奏を聴きに行ってきました。
ミューザ川崎のパイプオルガンの演奏を初めて聴きました。
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演奏の際のオルガンのすぐ前の聴取客の反応が面白かった。

積み重ねてきた演奏会が50回目です。
私は、その半分25回から聴かせてもらっています。
50回!すごいです。これからも楽しませてください。

演奏曲目
スメタナ:連作交響詩「我が祖国」よりヴィシェフラド(高い城)
モーツアルト:交響曲第39番 変ホ長調
サン=サーンス:交響曲第3番 ハ短調「オルガン付き」

アンコール曲
エド―ガー作曲:威風堂々

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面構 片岡球子 展

そごう横浜で開かれている展覧会に行ってきました
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片岡球子といえば、富士山の絵が有名ですが、
富士山には、あまり魅かれません
しかし、面構(つらがまえ)の足利義満を初めて見たときは衝撃を受けました
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何点かは見たことがりますが
今回の展覧会は、面構をほぼ網羅した展覧会です
じっくり時間をかけ、時に戻りつしながらてみて回りました
屏風では正面、右、左、さらに近寄ってみました
片岡球子さん自身本人にあっていない歴史上の人物がほとんどですが
まるで時間をさかのぼって、実際に対面しているような気持になりました
近年見た展覧会では、私にとっては最も魅力あふれる展覧会でした

入場料は1400円ですが
ウエッブサイトから200円の割引券をスクショして入場しました
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図録は130数ページで3000円(税別)
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ちょっと割高ですが
買わずにはいられませんでした

横浜での開催は今月29日まで
おすすめの展覧会です。

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東芝フィルハーモニー管弦楽団 第49回定期演奏会

ミューザ川崎でオーケストラの生演奏を楽しみました。
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クリスマスプレゼントをいただきました。
音楽を聴いて過ごすクリスマスは
あわただしいなか、癒される時間です。
49回と続いた演奏会は楽団皆さんのたゆまない努力のたまものでしょう。
賞賛に値します。
次回は50回の記念開催。楽しみにしています。

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本日の演奏曲目
ディーリアス/「3つの小さな音詩」第2番:冬の夜(そりすべり)

チャイコフスキー/くるみ割人形 組曲
メンデルスゾーン/交響曲第5番「宗教改革」

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「日本美術をひも解く」展 東京芸術大学美術館

皇室が持っている美術品を中心とした展示ですが、
法隆寺金堂、や平等院鳳凰堂の建築模型も出品されていました。
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事前に出品目録を見ていたら、
『法隆寺夢殿本尊(救世観音)拓本』となっていて
びっくりするやら、どういう事情?という関心もありました。

展示品を見たら救世観音の光背の拓本でした。
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目録にちゃんと「光背」の2文字を入れてくれないと、驚いてしまいます。
「肩透かしを食った」のですが、
救世観音に隠れて見えない部分を見れた。という意味で、価値はあったと思いました。

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平治物語絵巻 三条殿夜討

ボストン美術館展で一番混んでいたのが、平治物語絵巻でした。
海外流出していなければ国宝になっていたという絵巻物です。
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襲撃の緊迫感と混乱ぶりが伝わってきます。
写真などで見るのと違って、原品を前にすると細かいところまで観察できます。

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奥の牛車は、混乱の中で停止していますが、
手前の2台の牛車は、騒乱の中で暴走しています。
牛車のスポークの描写にも表れています。
今日のコミックの表現のルーツとも言えます。

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混乱の中で、馬にひかれる女官、
難を逃れようとして井戸に殺到する女官

展覧会が終わるとアメリカに行ってしまうのですね。

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蒙古襲来絵詞

東京芸術大学美術館で開かれている『日本美術をひも解く』展で展示されている
”蒙古襲来絵詞”絵巻は、
教科書でお目にかかって以来、ようやく本物を見ることができました。
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詞書で状況の説明、そして絵で情景を表していますが、
臨場感にあふれています。
戦場の緊張感が伝わってきます。
写真では感じられません。本物の持っている力でしょう。

馬体から落ちる血の鮮やかさに「いつ頃の写本?かな」「保存が良い?のかな」と感じました。
ですが、写本ではなさそうです。加筆があったかは意見が分かれているようです。

展示替えで見られなくなる前に行って良かった。

 

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展覧会のハシゴ

今日は上野へ行って、展覧会を2展見てきました。
まず、東京芸術大学美術館で、
『日本美術をひも解く』
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次に東京都美術館で、
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『芸術X力 ボストン美術館展』

どちらも、見どころはたくさんあったのですが、
一番のお目当ては、絵巻物です。
芸大美術館で
「蒙古襲来絵詞」「春日権現験記絵」「北野天神縁起絵巻」
都美術館で、
「平治物語絵巻」「吉備大臣入唐絵巻」

1日で5巻の絵巻物を見ることができました。
いずれも教科書にも出てくる絵巻物の秀作です。充実した1日でした。
感想は、あらためて書きたいと思います。 

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東芝フィルハーモニー管弦楽団 第48回定期演奏会

ミューザ川崎で開かれた東芝フィルハーモニー管弦楽団第48回定期演奏会を聴いてきました。
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コロナ感染防止のため、客席は一席ずつ空けてでしたが、
2年10か月ぶりのコンサートでした。
コンダクターの河地さんが
「3年近く練習もできなく大変でした。」の言葉に
そのブランクを乗り越えて、今日聴かせていただいた団員の方に改めて感謝するとともに
「復活した」ことに力をもらいました。
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久々の生のオーケストラは、心に響いてきました。

演奏曲目
ワーグナー:「ニュールンベルグのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
グリーグ:「ペールギュント」第1組曲・第2組曲
ベートヴェン:交響曲第6番「田園」

ペールギュントの「朝」は、寝起きの曲として毎日聴いていますが、
やはり、オーケストラの生演奏で聴くと当然といえば当然ですが、深みが全く違います。
田園にも癒されました。

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ドラクエIV コンサート

昨日は、コロナで子供が断念したドラクエのコンサートに代わりに行ってきました。
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ドラクエのコンサートという私にとっては初体験分野の音楽でした
久しぶりのフルオーケストラ=東京都管弦楽団
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やっぱり生の演奏は良いです
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コンダクターが演奏終了後、楽譜を掲げました
それも、コンサートマスターとともに掲げたのを含めて3回
亡くなられた作曲者への敬意の表現だったのでしょう

会場は、ほぼ満席でした


 

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二月大歌舞伎(2022年) 第二部 

25日は、歌舞伎座で久しぶりのお芝居見物でした。
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お目当ては、第二部の仁左衛門さんでした。

義経千本桜
 渡海屋
 大物浦

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『一世一代にて相勤め申し候』とは、この演目を演じるのはこれが最後ということです。
最後の最後の見納めということで、25日の千穐楽のチケットを取りました。
歌舞伎の物語の筋にはリアリティーがないのが多いです。このお芝居もそうです
役者さんの「芸」を見ます。
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迫真の演技でした。最後の幕で、仁左衛門さんが花道に現れたときは、鳥肌が立ちました。
初めての経験でした。

しばらく歌舞伎から遠ざかっているのは、コロナが怖いからではなく
感染対策で、大向こうから声がかからなくなったからです。
これは、気の抜けたビールのようなものです。
仁左衛門さんの芸は、そうしたことを補って余りあるものでした。

仁左衛門さんの初演は18年前だそうです。
これでもう見ることができないというのはとても残念、淋しいですが、
余韻として残っています。

この気持ちは歌舞伎座にいた人全員の気持ちでした。
幕となって、係の方がサインボードを使って退場の誘導を始めましたが、観客は拍手をして席を立ちません。
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サインボードを持った方が誰も席を立たないので、困惑した表情になりました。
それでも拍手が続きました。
さらに係員が増えて、出口へ誘導しようとしましたが、拍手が続き誰も応じません
それに応えるように幕が開き、舞台衣装から着替えた仁左衛門さんが舞台中央で正座してお顔を見せてくれました。
割れんばかりの拍手で仁左衛門さんを讃え、感謝の拍手がさらに大きくなしました。

三部制で入れ替えの消毒とか限られた時間での準備がありますので、歌舞伎座の方は大変だったとは思います。

もう一つの演目は
 春調娘七草(はるしらべむすめななくさ)でした。

 

 

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