カテゴリー「トルコ世界遺産ツアー」の70件の記事

トルコ経済聞きかじり(トルコ世界遺産ツアー番外編)

BRICsに続く国としてトルコが注目を集めています。トルコが親日国であることはかなり以前から知っていましたが、経済的にはピンと来るものがありませんでした。世界経済を揺るがしたソブリンリスクのギリシャとは隣国になるトルコの経済はどうなのか?興味がありました。
報道では、ギリシャは60歳から年金生活で、公務員が多く、徴税の抜けが多い。という「それじゃあね」という感じです。

トルコの国土面積は、日本の2倍ほどで、人口は7,200百万人、内イスタンブールに1,350万人です。人口ピラミッドは、均整がとれていて就業人口が全人口の60%を占めています。若い国です。アンカラでも幼児・子供用品のお店が多いことが目につきました。21~23歳でほとんど結婚するそうです。年間で70万組ぐらいが結婚します。
税金は高く、税収入の60%が消費税だそうです。消費税アップが出来ず莫大な国家負債を抱える日本とは大違いです。産業の主役は工業で、もはや農業国ではありません。
住宅を買う時は、半分は現金で、残りもせいぜい6年だそうです。堅実です。女性の就業率は35%です。
イスラム教徒は1日5回お祈りしますが、弾力的です。ガイドさんもドライバーさんも、ツアー中お祈りをするシーンを見かけませんでした。
観光の将来にしても、まだまだ観光資源が眠っているように思われます。

別に私は”観光投資家”ではありませんが、勤勉で活気がある国です。日本の高度経済成長期のような雰囲気がありました。ちょっとうらやましい感じがしました。

イスタンブールの中心地ではありませんがラッシュアワーの様子です。(動画)現代のトルコの一端です。
http://www.youtube.com/watch?v=W-PrcKPCpAA


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帰国へ エティハド航空のマイレージ (トルコ世界遺産ツアー 67)

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イスタンブールから4時間20分のフライトで日が沈んだばかりのアブダビ空港に着きました。乗り継ぎ時間は3時間ほどです。ショッピングにはちょうど良い時間です。
免税店での商品についている値札は、ドルと現地通貨で表示ですが、カードで買うとドル-円決済ではなく現地通貨-円決済になります。

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アブダビ空港を発ったのは夜10時25分。機内は往路と同じですいていました。私は通路側の席を取ったのですが隣の窓側の席は空席でした。

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Mさん、ほとんどビジネスクラス状態。お疲れ様でした。

エティハド航空はANAのマイレージにカウントできます。クラスは“J”で成田-アブダビ間が3,516マイル、アブダビーイスタンブール間が1,298マイル。往復トータル9,628マイルでした。

飛行機は中央アジアから中国の北部を通過し、韓国を横切って日本海に入ります。

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隠岐島の上空にさしかかりました。日本に帰ってきました。

飛行機はこの後、日本海側を進み、新潟の弥彦山上空で右旋回して無事成田へ到着しました。

トルコ世界遺産ツアーを最後までお読みいただきありがとうございました。御礼申し上げます。いつの日か、またご一緒できればうれしく思います。


このブログに掲載した以外の写真、ビデオがあります。メールででも送りたいと思っている写真もあります。コメントは連絡用の場合は非公開になっています。鉄女さんのお写真もありますよ。



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この旅行のビデオは、YouTubeのこちらになります。

http://www.youtube.com/results?search_query=mrsaizenretsu&aq=f

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エティハド航空でアブダビへ (トルコ世界遺産ツアー 66)

旅行中に「エティハド航空のCAさんは美人ですね」って皆さんお話していました。CAさんが美人なのは普通では、と私は思っていましたが、それならばとパチリです。

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食事もサービスも良いと思います。昨年の11月にバージンアトランティック航空を使いましたがまったく遜色ありませんでした。

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往路に、飛行機はカッパドキアの真上を通りましたので、上空から見ようとテンションが上がりました。雲も少なくなってきて期待が高まったのですが、往路より結構北側にコースをとりカッパドキアから遠くなってしまいました。

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それでも、ガイドのポラットさんが話していたように雪と見まちがう石灰岩の山や

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不思議な色の湖やなどが見えました。

今回のツアーはトルコの西半分の遺跡、観光地を巡りました。空から見ると観光資源がまだまだ山のように埋もれているように見えます。また、遺跡調査もまだまだ進んでいません。歴史を塗り替える大発見が将来もたらされる可能性があります。

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出国・アタチュルク空港 (トルコ世界遺産ツアー 65)

出国審査では、十人に一人ぐらいの割合でスーツケースを開けての審査があります。ツアー一行の中で3人の方が指名されました。また、絨毯の買い物をした方(私もそうでした)は別室で書類審査を受けます。これらは、事前にガイドさんから説明を聞いていましたので問題はありませんでした。トルコでは公認ガイドは出国審査から、搭乗手続きのエリアまで入場できるようです。ポラットさんも同行してきましたので、安心感がありました。
金属探知機は、敏感でした。ベルトからコインに至るまで全部体から離したのに警報が鳴ります。なんとパスポートカバーについていた1cmにも満たないクリップのようなちっちゃな金具です。あのヒースロー空港でさえ通過したというのに驚きました。

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続いてエティハド航空のカウンターで搭乗手続きです。座席は窓側をとりました。私のスーツケースの重量は19.9kgで制限の20kgに見事に収まりました。私が聞いた範囲内では重量24kgの方が最も重い方でした。ツアーであることですし、勿論パスです。エティハド航空は乗り入れしたばかりの会社ですので重量制限が厳しいかどうか興味がありました。「普通かな」って感じです。スーツケースの預かり証は2人まとめて1枚で渡されました。
ここでポラットさんとお別れです。この旅行が充実していたのはポラットさんがいればこそでした。ありがとうございました。

時間に余裕があったので待合室で過ごしてから、最後の機内持ち込み手荷物の検査です。
ここで係官から思わぬ質問を受けました。「どうして時計を2個持っているのか?」
私からすると「なんでそんな質問するの?まさか1個は爆弾の時限装置だとおもっているわけではないでしょうね」
質問した係官は真剣な表情で、冗談半分の表情ではありませんでした。

私の時計は、ソーラ式の電波時計です。時間を簡単に変えられません。と云うより変え方を知りません。自宅から成田へ行くまでに使いますし、旅行中の連絡の時、夜中の連絡にならないよう、日本の時間を示しています。
海外旅行では、もう片方の腕に現地時間に合わせた時計をして両腕に時計をしていました。
なんでこんなことでひっかかるんだと思いました
「こちらが東京タイム、こちらがイスタンブールタイム」と説明したら、納得してました。

実はこの現地時間用の腕時計は旅行期間中、毎日あらぬ時間にアラームが鳴り始めていました。前回の旅行のロンドン時間で設定したアラームが有効になっていて、気付かずに持ち出したのです。旅行に出てしまうと設定の仕方がわからなくなっていたため変更ができませんでした。


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イスタンブールの地下鉄 2 (トルコ世界遺産ツアー 64)

イスタンブールの地下鉄は1.5リラの均一です。

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自販機でジェトンと呼ばれるプラスチック製のコインを買います。2リラ入れると0.5リラのお釣りとジェトンが出てきます。

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お札用の両替機もありますので、お札をコインに変えてからジェトンを買います。
改札口でジェトンを入れて駅に入ります。

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ホームです。

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座席はプラスチック製です。乗った路線は新しい路線です。他の路線の座席もプラスチックなのかはわかりません。降車の時は出口を通過するだけです。イスタンブールの地下鉄はシンプルで清潔です。
通勤時間帯に日本人が珍しそうにカメラを構えていますので注目を集めました。


地下鉄の動画です。

http://www.youtube.com/watch?v=alI6U-rJt6o

http://www.youtube.com/watch?v=n_BByAZ3MuI

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イスタンブールの地下鉄 1 (トルコ世界遺産ツアー 63)

”事件”を乗り越えて、空港での重量オーバーを回避するべくパッケージングも終えて、
自分勝手地下鉄乗車体験オプショナルツアーへ出発です。

ホテルの周辺は高層ビルが立ち並ぶビジネス街です。

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勤め人がオフィスに入る前にサンドイッチスタンドで朝食を買い求めて行きます。チラシを配る人もいました。私が欲しいというと、ちょっと躊躇していました。日本人には関係ないチラシだったのです。とかく、さばけばよいという感じの日本のチラシ配りよりずっとしっかり仕事をしています。

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地下鉄の入り口には”M”のマークがありますのでわかりやすいです。

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地下通路などにはお店はありません。均一料金ですので運賃表はありませんし、路線図もありません。清潔ですっきりしています。

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ヒルトンホテルの朝 (トルコ世界遺産ツアー 62)

9日目
トルコでの最後の夜はヒルトンホテルでした。広くて快適でした。
電気コンセントは100Vと200Vのどちらも使えるコンセントでした。

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この帰国の日の午前は自由行動です。多くの方はオプショナルツアーのボスポラス海峡クルーズに出発です。日本にいた時には、この自由行動は博物館に行こうと思っていましたが時間的に難しくて断念しました。逆にゆっくり手荷物のパッケージング出来るので余裕を持って帰国できます。
ホテルの1階のレストランで朝食を済ませて9階の部屋に戻りました。カード式のキーが調子悪く4,5回通しても開きません。思えば昨日部屋に入る時も1回では開きませんでした。
「ヒルトンともあろうものが、しょうがないな」と思いながらフロントへ降りて行きました。
「このカードキーは良くない。部屋が開かない。」とクレームをつけたら、部屋番号を聞かれ、端末に打ち込んで直してくれました。
9階に戻って、今度は一発で空きました。「良かった」と、照明のスイッチをつけながら部屋の奥に進み、テレビのリモコンを持った その時! 

ガバッー!!!

な なんと!アラブ系の男性がベッドからいきなり上半身を起こしました!
びっくりです。(相手の男性の方がもっとびっくりかもしれません)

I'm sorry ぐらいは言ったのか?覚えていません。まっしぐらにドアに向かって、部屋から飛び出ました。

「私の部屋はどこだ?」
「旅行会社が一括して部屋を借りていたら、添乗員さんしか私の部屋がわからないのでは?」「オプシヨナルツアーの出発時間は過ぎている。添乗員さんはいないのでは?」「帰国の日だというのにパッケージングも終わっていないのに・・・・」
降りるエレベータの中で悪い方に、悪い方に考えてしまいました。

幸い1階のホールに添乗員さんはいました。オプショナルツアーの出発は遅れているようです。
事情を話したら、添乗員さんはホテルに残るとのこと、「ちょっと待ってください。ツアーの出発の確認に行ってきますから」  良かった~~。

私の部屋は611で、入ろうとした部屋は911でした。階が違うだけで位置はまったく同じです。添乗員さんから「6と9の違い。惜しかったですね。」と、余裕のない私の気持ちをほぐそうとしてくれたのですが、まだリアクションを起こせるゆとりはありませんでした。

教訓
カードキーにはケースが付いていてそこに部屋番号が書いてあります。ケースは磁気を保護する役割りもあるそうです。カードキー単独ではなく、カードケースに入れたまま持ち歩きましょう。
これがアメリカなら命はなかったたかもしれません。

Trk100608g4“事件”から3時間後の写真です。すっかり平常状態に戻っています。

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シルケジ駅 (トルコ世界遺産ツアー 61)

オリエント急行の始発(終着)駅です。

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通りに面したところは新しくて昔の蒸気機関車が展示されていました。交通の激しいところであまりバスを待たせておけませんがのぞきに行ってきました。

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クラシックな建物です。

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コンコースです。

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例によってホームへの出入りは自由です。

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アヤソフィア (トルコ世界遺産ツアー 60)

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アヤソフィアが建てられた年代は、日本の古墳時代にあたります。驚きです。キリスト教の教会として建てられ、後にイスラム教のモスクとなりました。

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モスクに改修されたのでイスラム教徒の礼拝用にミフラーブが設置されましたが、天井を見上げるとイエスを抱いたマリアのモザイク画が残されています。イスラム教徒にとってお祈りを捧げるのに天井は見ないので差支えないと云う事でモザイク画は破壊されませんでした。ニュースでイスラム原理主義のことをよく見聞きしますが、元来イスラム教はキリスト教より寛容のようです。Trk100608e3

2階からみた天井のマリア像です。

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堂内のキリスト教のモザイク画は、隠されたりしましたが決して破壊はされませんでした。一部破壊されたのは第1次世界大戦で進駐してきた英仏の兵士が記念にはがして持って行ったそうです。

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国王のスルタンだけが入れる場所です。

アヤソフィアは旅行会社の予定では、下車観光=入場観光ではありませんでした。ポラットさんが日程を変えて時間を作ってくれたので入場できました。ここは下車観光ではもったいないです。ここで時間を食ったのでとなりの“地下宮殿”には行けませんでした。

トルコへ来る前からなんとか国立考古博物館と古代東方博物館へ行けないかと考えを巡らしていました。この日もなんとかと行けないかと検討しましたがやはり無理でした。残念です。いつかまた、来なければという思いを強くしました。

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グランドバザール (トルコ世界遺産ツアー 59)

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グランドバザールはあまりにもお店が多すぎて、かえってどこで何を買ったらよいのかわからないぐらいです。バザールの入り口で両替しましたが、ここが一番レートが良かった。

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インタビューの現場に通り合わせました。ポラットさんにカメラのモニターで確認してもらったところ、有名なタレントだそうです。

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