カテゴリー「エジプト」の13件の記事

2009年8月 9日 (日)

“トリノエジプト展”と“黄金の都 シカン展”

8日は、上野の“トリノエジプト”展へ行ってきました。目玉展示はツタンカーメンの像です。混んでいました。
棺の展示が多かった。女性の木棺を盗んで自分の棺にしたという男性の棺の展示がありました。まさか、ご自身が生前に盗んだわけではないのでしょうが、死後の世界も安心できません。木棺に「目」を描き棺の中から魂がこの世を見るようにした木棺が目を引きました。
それにしてもこれだけ棺を見てゆくというのも妙な感じがします。

今月初めに、やはり上野で開かれている“黄金の都 シカン”展を見ました。8日のエジプト展と違って空いていました。展示としては、シカン展の方がずっとまさっています。
シカンは南米のインカ帝国に先行するアンデス文明です。南イリノイ大学の日本人考古学者の島田教授が発掘し、世に知らしめました。忘れ去られた一つの文化を世に紹介した大きな功績をあらためて認識しました。マチュピチュで知られるインカ帝国は日本では鎌倉から室町時代で、シカンは平安時代にあたります。一つの墓から金を中心として1トン以上の金属が出土するなど、まさに黄金の文化です。
トゥミと呼ばれるナイフが数多く展示されていました。立派な装飾を施したものから簡単な作りのものまであります。それらは墓に生贄として埋められた人ののどを切った道具です。犠牲になった人々の恐怖を思い、心が固まりました。
遺跡全体の中で発掘されたのは1%だそうです。ピラミッド型の宮殿の主体部の発掘はこれからです。近い将来大きな発見がもたらされるでしょう。

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2009年8月 2日 (日)

クレオパトラの鼻は高くなかった

NHKスペシャル第3集“エジプト発掘”は「トルコの遺跡から発掘された墓に葬られた遺骸がクレオパトラ(7世)の妹=アルシノエであることがわかった。」

アルシノエの遺骨から彼女は白人とアフリカ系の混血であることがわかりました。白人として想像されていたことから「クレオパトラの鼻がもう少し低かったら歴史は変わっていただろう」となったのでしょうが、実際は違っていて鼻はそう高くなかった。ということのようです。最もこの「クレオパトラの鼻が・・・・・」は日本でいえば江戸時代、クレオパトラの死からおよそ1600年後に云われ始めるわけですから、もともと根拠のある話でもなければ、軽く書かれたことが、一人歩きしただけのことです。しかし、先入観と云うのは拭いがたいものがあります。クレオパトラのプトレマイオス朝は古代エジプトと云ってもギリシャによる征服王朝ですから、私は王家は純粋ギリシャ人の血筋かと思っていました。
海のエジプト展は、このプトレマイオス朝の時代ですから、遺物にはギリシャの影響が非常に強いものが多かったのですが、ちょっと見方を変えなければいけません。

この「エジプト発掘」シリーズは注目です。第1集ではピラミッドの建造方法に根本的な見直しを迫る説得力ある説が展開されました。第2集では、ツタンカーメンのお妃のアンケセナーメンの棺からミイラが発見されずに、代わりに石が出てきた異常さが当時の激動を想像されるなど、大変興味深い番組です。

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2009年7月 7日 (火)

海のエジプト展 6 (エジプト民族衣装)

090701f2 ミュージアムショップはTシャツなどたくさん品が揃っています。ヒエログリフでお名前を刻印してくれるコーナーや、エジプトから輸入したグッズを販売するコーナーもあります。その中でエジプトの民族衣装であるガラベイヤが売っていました。アラビアンナイトに出てくる衣装はベドインの衣装ですのでエジプトの民族衣装ではありません。今まで開かれたエジプト展でもガラベイヤを目にすることはありませんでした。とても懐かしく感じました。090701f1

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2009年7月 6日 (月)

海のエジプト展 5 (バーチャルシアター)

展示会場を巡って、最後にバーチャル体験シアターを見るようになっています。このシアター上映ゾーンに入ると展示場には戻れないようになっています。この展覧会はパリをはじめ、世界をめぐって日本に来ましたが、このバーチャルシアターは日本オリジナルのようです。090701e1
海底遺跡の様相から、古代アレキサンドリアの街を空から巡り、取りになった気分でリアリティーを持って迫ってきます。とてもよくできています。
上映ゾーンを出るとパソコンで同じ画面が見れるようになっていますが、時間が無く見れませんでしたが、DVDが1980円で販売されていました。会場で上演されたバーチャルシアター以上に古代アレキサンドリアが楽しめます。展示品の詳しい解説は、図録2,400円に譲りますが、何度でも古代に戻って楽しめます。お薦めのDVDです。090701e2

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海のエジプト展 4(カプセルフィギィア)

090701c2_2 他のグッズは通信販売でも買えますが、、ガチャガチャのフィギアだけは会場限定販売です。バーチャルシアターが最終回でしたので、お買い物タイムは15分しかありません。(実際は閉店時間を延ばしてくれましたが) 皆さん、いささかあわて気味でガチャガチャをやっていました。
6個買いました。ダブりはありませんでした。もしダブったら、交換用にと、ヤフーオークションをのぞきましたがまだ出品はありませんでした。交換は少し先になりそうです。090701c1_3

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海のエジプト展 3(アレキサンドリアの図書館は?)

海エジ展では、カノープス、ヘラクレイオン、そしてアレキアンドリアの3つの街の海底遺跡を紹介していました。港とか陸地を削って作った運河が今は海底になっていることに何か不思議な感じがしました。
090701d1 アレキサンドリアを訪れた時(今から十数年前です)図書館跡に案内されました。「海に沈んだのでは?」と質問したら、「こちらは別館です」との答えでした。。(セラピス神殿にあったという文献が根拠になっていますが)
地下で壁を四角くくりぬいて書物を納めていたとの説明でした。今でも本当かな?との思いはあります。クレオパトラの愛した図書館は8mの海底にいったん沈み、19世紀以降の埋め立てによって今は地下に埋もれている可能性が強くなっていることを知りました。これからの海底遺跡の調査でも姿を現す可能性は極めて小さそうです。090701d2

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2009年7月 3日 (金)

海のエジプト展 2(会場へのアクセス)

090701b2 会場の《パシフィコ横浜》には地下鉄の“みなとみらい駅”からは数分と近いのですが、横浜で所要があり、健康に良いだろうと横浜駅から歩きました。30分ぐらだったでしょうか。
往路でも帰路でもよいのですが、私は桜木町駅からのルートをお勧めします。会場まで徒歩、十数分ですが、歩く歩道もありますし、会場近くの数十メートル以外は建物の中を通りますので雨の心配がありません。で、お勧めする本当の理由は、経路の途中のランドマークプラザに“海エジ”のプレゼントキャンペーンのクイズがあるからなのです。090701b1 クイズの答を投票した方の中から会場限定発売のフィギュアなどが当たるのです。当選するのはかなり厳しそうですが、クイズがちょっと楽しめます。ヒエログリフの一部(写真の中央、光っている部分)を解き答えるものです。横にヒエログリフの読み方が掲示されていますので、それを参考に答えます。立ち寄ってお試しになってはいいかがでしょうか。

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2009年7月 2日 (木)

海のエジプト展 1

090701a_2 昨日7月1日は、午後からパシフィコ横浜で開催されている“海のエジプト展”に行ってきました。
「どうだった?」「混んでいた?」と聞かれました。
「どうだった?」に対しては「とても良かったよ」が答えです。海底から引き上げられた遺物の海底での出土?状況などのVTR映像もたくさん用意されていましたし、海底から二千年も海の中にあったとは思えないほど修復が行き届いていました。丁寧に見てゆくと3時間はたっぷり必要でした。どう良かったかはこのブログで触れてゆきます。
「混んでいた?」の質問には「空いていました。」です。午後3時ごろ会場に入りました。混んでいたのでは平日に行った意味がありませんから。会場はゆったり余裕をもったセッティングになっています。それでも途中の展示品の前で少し待つことはありました。会場の途中でお手洗いもありますので時間を気にせず、マイペースで見れると思います。
写真は会場入口です。展覧会は6時(入場は5時)までで、会場を後にした6時20分ごろ撮りましたので、当然人はいません。

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2008年8月 2日 (土)

都内でミイラ

080801a 暑い日が続きますので、少し涼しい?話題です。都内でミイラを見ることができることをご存知ですか?上野の国立博物館の東洋館に数少ないエジプト関係の遺物と共にあります。イラクあたりまではオリエントとして東洋の範疇かと思いますが、エジプトとなるとちょっと?には思います。(写真は東洋館の展示です)
 今、最後の公開となっている「吉村作治の早大エジプト発掘40年展」も、昨年の「大英博物館 ミイラと古代エジプト展」も、ミイラになった方の尊厳の問題もあり、公開が躊躇されるのでしょうか?ミイラの展示はありませんでした。080801b 080801c
東洋館のミイラはあまり仕上がりは良くないです。社会的地位(お金)に応じて仕上がりの丁寧さが違います。
 カイロの考古学博物館にミイラ室があります。ファラオのミイラを見ることができます。そのファラオのミイラと比較するとその差は歴然です。カイロの博物館では、“ツタンカーメンの黄金のマスク”など、一般室は撮影券を買うことによって撮影できるのですが、ミイラ室だけは撮影禁止となっています。が、私は特別に撮影して来ました。十数年前の話ですので、今はどうなっているのかは知りません080801d

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2007年7月14日 (土)

エジプト 旅の恥はかき捨て編 Ⅲ

Photo_71 「旅は道連れ、世は情け」とばかり、総勢30人以上のツアーの中で仲良くなった10人ほどは、「皆でアラブの民族衣装パーティーをしよう」となり、またまた、仲間の衣装購入に付き合うことになりました。今度はアレキサンドリアです。もともと観光客がよく行く店での買い物より普通のお店のほうが楽しいですし、安いだろうということで、ちょっと大きめの衣料店に入りました。“民族衣装”という単語など知らないけれど、「トラディッショナル」とかを使えば何とかなると思ってお店に入ったのですが、これが、なかなか通じません。「フォルク」と使ってもダメ。店の中のあちこちに連れて行ってもらったのですがとうとうありませんでした。言葉がなかなか通じないことを楽しむのも旅の楽しみの一部なのですが、後で考えると洋服店に行って和服を買い求めようとしたのかもしれません。次のお店では店内を見て廻って「無し」ということでさらっと出て、その後、何軒か廻って歩いていると、店先にぶら下げているお店がありました。その光景を見たときほっとしました。これも今にして思えば、ひょっとして、結局は観光客目当てのお店だったかもしれません。まあ、お値段は結構安かったし、私の買い物ではありませんでしたが満足でした。

旅行には単語帳を持って行きます。ガイドさんに聞いた現地の言葉を書きとめて使います。数字や基本的な言葉はガイドブックに書いてあります。ガラベイヤ=エジプトの民族衣装と先に書いておけばもっとスムーズにいったのだとは思います。
 ツアーがカイロに戻り、自由時間を1人で歩き回ってホテルに戻ったとき、フロントでキーをもらおうと英語でルームナンバーを告げたら、アラビア衣装に身を包んだ私の姿を見て「ルームナンバーをアラビア語で言わなければキーは渡せない」と云われてしまいました。このときは何とか英語で勘弁してもらい、翌日、ホテルに戻った時には、満を持してさっとアラビア語でルームナンバーを告げました。互いににっこり笑って、フロントの方が機嫌よく振り返ってキーボックスを見たら、同室の方が一足早く戻っていたのでキーはありませんでした。私も含めて大笑いとなり、記念に“パチリ”(写真1)

ツアー最終日のナイル川ディーナークルーズでの我等の仲間はほとんど仮装舞踏会状態でした。勿論、私も例のコスチュームです。船に乗り込むとチーフのような方が私のかぶりもの(今でもなんというか名前はわかりません)なおしてくれました。スフインクスの頭とそっくりになりました。更に、火を消したマッチ棒の頭で即席のひげをかいてもらいました。我等一団は、多くの欧米人を押しのけてこのディナーパーティーの主役に躍り出ました。ベリーダンスでは私も踊り子のパートナーに指名されました。これは希望者がパートナーになるのではないのです。踊りながら次々と何人かを指名してゆくのです。何しろこの格好ですから目立つ事、請け合いです。こういうときは目立たなくてはいけません。良い思い出になりました。旅の恥はかき捨ての最終章でした。

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2007年7月 8日 (日)

エジプト 旅の恥はかき捨て編 Ⅱ

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エジプトの民族衣装はガラベイヤと言います。私の着ている服はガラベイヤではありません。砂漠の民ベドウィンの服なのです。サウディアラビアとかの地方の服なのです。ですからこの服を着て歩き廻ったというのは、例えてみればアメリカから来た観光客が韓国の民族衣装を着て浅草に行ったり日光に行ったようなものです。私は知っていましたが、まったく気にしていませんでした。ここは恥ずかしげもなく「旅の恥はかき捨て」精神で楽しみました。(観光地でのいたずら書きは決して旅の恥はかき捨てとは思っておりません)
クフ王のピラミッドはカイロに着いたその足で行きましたが残りの2つのピラミッドはフリータイムに1人で行きました。こんな格好をした観光客はピラミッドには他にいませんでした。(観光客をらくだに乗せる現地の人は別として)まあ、目立ったのだと思います。ギザのピラミッド見て、街の中心にあるハンハリーバザールへ行く時バスにしようかと思っていた時、私をめがけてタクシーの運転手がやってきました。「私のタクシーにどうぞ」と言うのです。エジプトのタクシーは乗り合いです。乗客が1人なら他の客が来るのを待ったり、途中で客を拾います。

そこで私は「友人と待ち合わせをしているので、他の客を待ったり、拾ったりするなら乗れない」と告げましたら、それでも良いと言うのです。条件を呑んでくれたので1人で乗り込みました。車中でエジプトの感想とかを話したり聞かれたりしていました。パピルスの話しになったら、車のスピードが落ちてきました。どうやらパピルスのお店に私を連れて行こうとしたのです。とっさに「ゴー!ストレート!」とCould youも無しに言い放ちました。車は再びスピードを上げました。そのうち、話題は、絨毯か何かに移りました。すると又、車のスピードが落ち始めました。「ゴー!ストレート!」そして、さらに次の話題になってまた、車がスピードを落とし始めました「ゴー!ストレート!」とみたび言い放ちました。さすがに運転手さんはもう寄る事をあきらめました。ちょっときつい言い方だったかもしれませんでした。
運転手さんは「ノーテンキな観光客」で上客かと見込んだのがとんでもない客を乗せてしまったと思ったのかもしれませんでしたが降りるときは、気持ちよく互いに御礼を言いました。写真は階段ピラミッドですが一緒に写っている方が着ているのがまっとうな民族衣装です。愛想よくなっついてきたので一瞬「あれ」と思った時にパチリでした。

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2007年7月 5日 (木)

エジプト 旅の恥はかき捨て編 Ⅰ

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何しろ10年前の話ですので、細かい事は記憶のかなたへ行ってしまった事もあります。しかし鮮明に覚えている事もあります。

冒頭の写真にどこかおかしいと感じませんか?どこがおかしいかは後ほど述べるとして、旅行期間のうち4日ほどはこの格好で歩き廻っていました。そもそもツアーでご一緒になった方が「バザールで民族衣装を買いたい」と言う事で、頼まれて通訳兼交渉役としてバザールへ一緒に行ったのです。勿論、私としてもバザールが好きでしたので喜んで一緒に行ったのです。30人位のツアーでしたが、私の英語力は5番手ぐらいでしたので通訳としてお声がかかることがままありました。ただし、上位4人はバイリンガルどころかトリリンガルもいるほど洗練された英語を話す方です。翻って、私の英語力といえば、知っている単語をSVOC(主語+述語+目的語+補語)とかの順にともかくそれなりに並べて話す程度で、前置詞も不定詞も冠詞もあったもんじゃない。自分の主張・要求は言えるけど、相手の答えは半分しかわからない。わからなければともかく「I don’t know what you say」の連発でした。仕事では「笑ってごまかす」を得意技としてますが、旅行ではわからない事はわからないをはっきりさせています。その方が相手もわかってもらおうと必死になってくれます。

バザールで衣装の価格交渉の通訳(といっても高い、もっと安くしろ程度の英語です)でツアーの友達はめでたく購入したのです。私も自分が買うわけではないので気楽に「高い高い」と大げさなジェスチャーを交えて交渉しました。ところが、ここで買い物は終わらずに、現地の人から「アリババ」だとか「王子様」だとか言われ、ツアーの友人も衣装を買う仲間を増やしたくて一緒に雰囲気を盛り上げられて結局この衣装を買う羽目になったのです。バザールへ行くまでは「何もそんなもの買うことはないのに」と内心思っていましたので、これが本場の本当の「ミイラ取りがミイラになった」でした。(続きます)
写真①はメンフィスのスフインクス、②はアブセールにあるサフラ王のピラミッド

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2007年7月 2日 (月)

吉村作治の早大エジプト発掘40年展

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ハトシェプスト女王のニュースが伝えられたところで、すこし、エジプトに関するお話を何回か続けたいと思います。

先月16日、仙台で行われたラグビーの日本代表対サモア戦に応援に行ったのですが、折から仙台市博物館では、“特別展「吉村作治の早大エジプト発掘40年展」”が開かれていました。前夜にラグビー観戦の相棒に缶ビール一本とつまみ少々をいただいたので「観覧料はおごってやるよ!例え1万円、2万円したところで金に糸目はつけないよ」と、必ずしも気の進まない相棒に調子よく言ったのです。まあ、500円位かなと内心思っていたのですが、なんと1人1200円。ああ、失敗。思えば常設展の料金ではなく特別展だものなあと納得したのも後の祭りでした。ああ、高い350mlのビールだったこと。

 2人分2400円を払った展覧会ですが、十分に元を取った展覧会でした。今年に入って国立科学博物館で開催されていた“大英博物館「ミイラと古代エジプト展」”も観覧したのですが、その展覧会と比較してもとても良質な展覧会です。発掘から展示にいたるまでがはっきりしている展示物ですから、何か新鮮な匂いがします。ネタのいい寿司か、活魚料理と云った趣です。科学博物館でのミイラ展は尾頭付きの鯛とでも形容したらよいのかもしれません。

 発掘40年展で特に私が注目したのはクフ王のカルツーシユ付きの彫像です。あの最大ピラミッドのクフ王のです。カイロ考古博物館にあるものと、展示されている像の2体しかありません。勿論はじめて見ました。
展覧会は全国を廻るようですが、ご覧になることをお勧めします。仙台では22日までです。近郊の方は特にこの機会を逃さないよう、お勧めします。

 図録を買い求めました。毎日?先着20名様には吉村作治先生のサイン入りだそうです。

ラグビーの選手のサインは結構もらっていますが、まさか吉村先生のサインをいただくとは思いませんでした。この展覧会で時間を使いすぎ、ラグビーの試合会場に着くのが予定より遅くなり、先行入場の特典を生かせませんでした。

仙台市博物館のHPです。100円割引になります。

 :http://www.city.sendai.jp/kyouiku/museum/

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