酒船石のミニチュア
上野の東京国立博物館の考古室に世田谷区の野毛大塚古墳から発掘された出土品が展示されています。その一つ
重要文化財 「石製水槽」
20センチほどの水槽のミニチュアです。
古代史に興味お持ちの方には、お勧めです。
見るたびに明日香の酒船石に似ていると思っています
酒船石は、昔は明日香の謎の石だったのですが、類例品が古墳の埴輪として出土しています
塀で囲われた建物の中に水を引き入れて水のまつりが行われていました
(写真下に見えるのは建物の中で水を導いている部分です単槽ですが2槽のも出土しています)
野毛大塚出土品は土器ではなく石で作られている点で貴重です。(現在のところこの一例だけです)
各地の古墳から出土するのは古墳時代中期で、後期には出土しなくなっています
水の祭祀が明日香の酒船石につながっているのですから、祭祀そのものがなくなったわけではありません。祭祀が地方豪族から大王の専権になっていったとすれば、理解しやすいです。
私が明日香に初めていった頃は、益田岩船など「謎の石造物」いっぱいありましたが、全国の発掘調査が進むことによって「謎が解けてきました」
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