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はにわ製作窯遺跡 奈良京都旅行202410/11

高槻市にある国の指定史跡で正式名称は
新池埴輪製作遺跡です
18基の窯があります

埴輪製作工房が復元されています
20241110b2
20241110b3
造られた埴輪を焼く窯
発掘調査時(左)と復元された遺跡です
20241110b1

18号窯は建物によって保護されて、発掘時のそのままになっています
20241110b4



植え込みは窯のあった場所を示しています
20241110b5
奥に池が見えます

以前に富田林市の学芸員さんに伺ったことがあります
「瓦にしても、窯はよく池のそばにあります。なぜですか?」
お答えは
窯は斜面を利用して作ります
後世に斜面を利用して ため池が造られたりします
焼き物の製作の工程に池が必要ということではありません

この遺跡にも池がありましたが、
遺跡名にあるように「新池」とついています
当時の風景ではありません

この工房で作られた埴輪は何万本になります
埴輪を作るために想像を超える木が伐採されたのでしょうし
土も大量に運び込まれたのですから
単なる窯跡ではなく
当時の一大産業拠点という目で見る必要があります。

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