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「最後の天皇陵古墳」

昨日は、有楽町の朝日ホールに講演会を聞きに行ってきました
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文武天皇の陵である
中尾山古墳がメインテーマでした
宮内庁が治定している陵はまったく別の古墳です
宮内庁の陵墓調査官を定年退官して
関西大学の客員教授になっている徳田さんが、
質問を受けると「お役人だった立場で申し上げます」と答え
「仕方ないよね」といった笑いが何回も起こりました
もちろん宮内庁の治定が誤りであることが当然の前提です。

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副題が「火葬と改葬」でした
推古天皇、舒明天皇、斉明天皇が所葬地から改葬されています
終末期の天皇陵古墳でなぜこのようなことが起きたのか?
その背景を知りたいと思っていましたので
タイムリーな講演会でした

この50年間ほどの間に発掘調査などによって
古墳に対する学問水準が飛躍的に高まりました
そうしたこともあらためて感じた講演会でした。
良かった。


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