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異形の古墳 西山古墳 櫛山古墳 (天理市)

赤土山古墳の造り出しが後円部の高い部分につくという
類例のない古墳であったのに続いて、天理市にはまだ特異な古墳があります。

西山古墳
前方後方墳ですが、
後方の部分は輪郭が方形なのに
墳丘は円になっています
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大きな木がなく熊笹で覆われています
20240201a3
右が前方部 大きな木は墳丘ではなく周濠部に生えています
前方部の周濠
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後方部から前方部をのぞみます
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熊笹を甘く見ていました。ところによって背丈ほどありました
丸くなっている墳丘の確認はおぼつきませんでした。

櫛山古墳
双方中円墳と呼ばれています
20240201a2
赤土山古墳と似ているという印象です
築造時期は赤土山古墳と近いです

全体像からはその特異な形はわかりません
20240201a
江戸時代には柳本藩の弓場練習場になっていたそうです

特異な方形部
20240201a6
後円部から見ました

20240201a7

特異な墳丘は、全国にその影響を及ぼすことがなかった
首長墓ということになるかと思います。

天理市では古墳を縫うように歩きました。
印象に残っている古墳について書いてきました。
見逃した古墳もありました。
それは宿題として、また次の機会に訪れたいと思います。

 

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