異形の古墳 西山古墳 櫛山古墳 (天理市)
赤土山古墳の造り出しが後円部の高い部分につくという
類例のない古墳であったのに続いて、天理市にはまだ特異な古墳があります。
西山古墳
前方後方墳ですが、
後方の部分は輪郭が方形なのに
墳丘は円になっています
大きな木がなく熊笹で覆われています
右が前方部 大きな木は墳丘ではなく周濠部に生えています
前方部の周濠
後方部から前方部をのぞみます
熊笹を甘く見ていました。ところによって背丈ほどありました
丸くなっている墳丘の確認はおぼつきませんでした。
櫛山古墳
双方中円墳と呼ばれています
赤土山古墳と似ているという印象です
築造時期は赤土山古墳と近いです
全体像からはその特異な形はわかりません
江戸時代には柳本藩の弓場練習場になっていたそうです
特異な方形部
後円部から見ました
特異な墳丘は、全国にその影響を及ぼすことがなかった
首長墓ということになるかと思います。
天理市では古墳を縫うように歩きました。
印象に残っている古墳について書いてきました。
見逃した古墳もありました。
それは宿題として、また次の機会に訪れたいと思います。
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