東乗鞍古墳(奈良県天理市)
峯塚古墳から徒歩10分ほどの所にあります
西乗鞍古墳のお隣にありますが
西乗鞍古墳(未発掘)の案内板はありますが
東乗鞍古墳への案内板はありませんが
事前にマップアプリで調べておいたので
遠回りはしましたが、迷うことはありません
(東乗鞍古墳には誘導したくないのかな?)
石室入り口への階段が見えたときは、胸が高まりました。
阿蘇ピンク石(馬門石)の石棺が待っているからです。
土砂流入を防ぐシートが張られています
シートは最近新しいものに替えられたようです
シートの下に開口部があります
強力ライトをセットし、さらにこれも強力ヘッドランプをプラスしました。
奥まで見通せます。
奥が遠く熊本県から運ばれてきた阿蘇ピンク石製です
手前に組合せ式箱型石棺の底石がります
半分失われています
奥の阿蘇ピンク石の家型石棺は刳り貫き式です
(一つの石の中をくり抜いて石棺にする手が込んだ手法です)
朱が塗られていることが確認できます
棺の蓋にも朱が確認できます
全体が真っ赤であったということです
土砂が流入して奥壁が見えません
盗掘口から棺の中にも土砂が流入しています
棺の本体は、直線ではなく銅張り状態(曲面)に加工されています
これにはびっくりしました
事前に調べた中では、この情報がありませんでした
1月10日は峯塚古墳に続いて念願の東乗鞍古墳と
素晴らしい古墳を訪ねることができた吉日でした。
と、同時に新たな疑問が生まれました。
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