赤土山古墳
和爾氏の古墳の三つ目です。
築造順は、東大寺山古墳→赤土山古墳→和爾下神社古墳です。
地すべりで墳丘は変形し、埋葬部(主体部)は明確ではありません。
残存の墳長は106.5メートルです
色が付いた部分が地すべりで崩れた部分です
左が後円部、右が前方部です
くびれ部、通路になっている部分に線が引かれ墳丘の形がわかるようになっています
くぶれ部ですので、多くの古墳ではここに造り出し部があります。
しかし、この古墳では後円部についています
後円部に付くというのは特異な形態です
埴輪群(レプリカ)
埴輪群の中でも祭祀にかかわる主要部分です
手前が水を使った祭祀をする「囲い型埴輪」
家型埴輪も倉庫、住居、それも首長とか階級がわかります。
個人的に、埴輪の配置から込められた意味が分かったのがうれしかった。
形象埴輪は、少なくて鳥だけでした
器台埴輪も明瞭でした
見どころが多くて、保存の仕方としても、好感が持てる古墳でした。
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