2023年11月
「やまと絵」展 東京国立博物館
「やまと絵」と聞いて、
平安、室町の襖絵を連想していました。
ちょっとつまらない。と、敬遠していたのですが、
絵巻物が多数出品されるというので、
今週末の閉幕が迫る中、見に行ってきました。
最初の展示が”聖徳太子絵伝”
見れたのは良いのですが、「やまと絵」の源流と言われてもねえ。
御堂関白紀、小右記などの日記
合戦絵巻、物語絵巻などが多く、
平安、室町の襖絵や屏風絵は少なく
私にとっては大歓迎の展示会でした。
信貴山縁起絵巻は多分、初めて見たと思います。
出品点数が多かったです。
そのため疲れて休んでいる人がいつもに比べて多かったです。
12時ごろから見始めて、
混んでいたので常設展などを見学してから
午後3時半ごろに再入場して閉館の5時まで見ていました。
お薦めの展示会です。ただし、今週末2日までです。
先週土曜日に博物館講堂での講演会を聴いた際
入口の案内板で
予約枠がほとんどの時間帯で余裕がありました。
嫌な予感があったのです。
シニアはネットで時間指定のチケットを手続きが苦手
平日なら、その手間はいらないし時間は十分にある。
平日は混むのではないか?
予感的中でした。
新春1月からは「中尊寺金色堂」展です。
教訓にしたいと思います。
スマホサポーター アシスタント #11
各地で行われる体験会に
ランダムに参加しています。
今日の会場には、自転車で行きました。
4回シリーズの最終回でした。
ダブルタップが、うまくできないと質問がありました。
コツがわからないので、感覚をお伝えしました。
3回に1回ぐらいはできるようになりました。
「コツ」ですので、後は慣れだけです。
頑張って欲しいです。
飛鳥資料館と山田寺跡と酒船石
飛鳥資料館は久しぶりです。
何年ぶりか?十何年ぶりか?
覚えていません。
山田寺跡から出土した連子窓
前回来た時は、この連子窓見たさでした。
連子窓出土地点
礎石が配置されています。
山田寺は大化の改新で一役買った蘇我倉山田石川麻呂が建立しました
その功臣も謀反の罪を着せられて自殺に追い込まれました。
自殺した場所がこの山田寺です
私が今立っている金堂か?金堂前の礼拝石か?
その先は塔跡です
興福寺国宝館に展示されている「仏頭」はこの寺から奪われたものです。
石川麻呂は持統天皇のおじいちゃんです。
その死は、彼女に影響を与えたのではないかと思ってます。
飛鳥資料館には石造物のレプリカが展示されています。
その一つ、酒船石
水が3本の溝の中央にしか流れていません。
今まで漫然として見ていたので「ハッ!」としました。
翌日現地に行き詳細に見ました。
水位によって水が1本、2本、3本と流れ方が変わります。
よく考えれば納得します。が、今まで深く考えて見ていなかった、
事に気づかされました。
牧野古墳 奈良県広陵町
秋季特別公開の機会に見学しました。
(11月11日)
被葬者は押坂彦人大兄皇子があてられています。
父も子供も天皇になっています。
天智、天武、斉明天皇のおじいちゃんです。
天皇になれなかったのは、若くして亡くなったか?
蘇我氏から遠ざけられたのか? 不明です。
天皇に準じる古墳といってよいでしょう。
石棺 奇妙です。
実際に見てよくわかりました。
棺の身が破壊されて底の部分、それすらも削られていました。
原形が大きく損なわれています
棺の蓋
縄かけ突起も削られていました
加工痕が残り面取りもされています。
朱が残っていました
蓋の内側の加工です
全体として丁寧な作りです。
玄室の高さは4.5メートルあります
天皇陵級に次ぐ古墳の位置づけをしっかりインプットしました。
朝一で行ったこともあり、混んではいなくて、じっくり見学できました。
「富雄丸山古墳」講演会
上野の国立博物館・平成館の講堂で開かれた
日本考古学会総会記念講演を聴いてきました。
「富雄丸山古墳 発掘最前線」の演題
1,富雄丸山古墳の調査結果
2,富雄丸山古墳の鼉龍文盾形銅鏡と蛇行剣をめぐって
3,石製模造品の起源と古墳文化の東方伝播
発掘調査の(文化財調査センター)責任者と
保存調査の橿原考古学研究所の責任者という
さすが考古学会総会の講演という内容でした。
盾形銅鏡では、関連する遺物との比較、
蛇行剣では中国の件の長さと役割との比較でも
2番目の大きさで特異さが際立っていることの解説がありました。
ちなみに中国での剣の役目は皇帝が「山を鎮める」ことです。
3番目の演題については、
石製模造品と富雄丸山古墳とどう関係があるのか?
聴く前は不思議に思っていたのですが、
関東の石製模造品のルーツは富雄丸山古墳であり
その初源は富雄丸山古墳であろうと理解しているとのことです。
卑弥呼から100年ほど後の富雄丸山古墳が東方に影響を与えていたころ
西日本では、横穴石室という違う文化が生まれていた。
ちょっとビビっと来ました。
素晴らしい講演会でした。
来月から木棺の調査が行われます。
木棺の中に何があるのか?
注目です。
ただ、これって造り出し
いわば副次的施設部分です。
主体部はどうなっているのか?
なぞは残ります。
「太安万侶 古事記編纂者」展
11月10日に橿原考古学研究所付属博物館で開かれている
「太安万侶」展を見ました。
今年は太安万侶没後1300年に当たります。
昭和54年に安万呂の墓が発見された時は大きなニュースになりました。
お墓は奈良市にありますが、山中で車でなければそうはいけません。
今年レンタカーで訪れました。
そして、もう少し太安万呂のことを知りたいと思っていました。
お屋敷は、JR奈良駅のすぐ西の(今は)一等地
生きていた時代でも4条4坊の一等地です。
(写真の四角で囲まれた地域)
右手に奈良駅のホームが見えます
その中で絞り切れていませんが(決定的な遺物が出ていない)
丸印の辺りの可能性が考えられる。としていました。
発見された墓は、改葬された墓の可能性が強く
最初の墓は、氏族の本貫である現在の田原本町にあったのではないか
と推測されています。
上野の国立博物館にも墓誌が数点展示されています。
今回の展覧会で、その墓の場所の地図があって
位置関係がよくわかりました
地図に示された場所に結構言っていますが、
一方で、今まで知らなくてこれから行きたい場所が増えました。
今年だけで奈良には4回行きました。
「なんでそんなに行くの?」と言われますが
行くたびに、行きたい場所が出てきます。
「奈良」からまだまだ卒業できそうにありません。
太宰治ゆかりの跨線橋
「三鷹市にある中央線の上にかかる跨線橋が撤去される」
と、いう報道が気になっていました。
太宰治ゆかりの跨線橋です。
撤去される前にもう一度見ておきたいと機会を探っていました。
まだ、撤去されずにいましたので
「間に合った」と少しホッとはしました。
(11月22日)午後5時過ぎで、暗くなっていました
階段の写真を撮っている若い女性が一人いました
太宰ファンとお見受けしました。
案内板
以前と同じく傷みが激しいです。
残念ながらもうすぐ役目を終えます。
「ここにあった」とでもなってしまうのでしょうか
橋の上に上がりました。
結構な人だかりです。
太宰をしのぶ人が多いのかな?
と、近づいていきました。
鉄道マニアと、電車を見る親子が20人ほど
鉄道マニアにとっても、この橋から見れる景色は
もうすぐなくなります。(少しだけがっかり)
工事のお知らせ
12月に撤去工事をするとなっていました
地下道があるので実用上はなくなっても不都合はないのでしょうが
つぎからつぎへと『跡』になってゆきます。
スマホサポーター アシスタント #10
ここまでは、ほぼ市内で勤めていましたが、
今日は、少し足を延ばして武蔵野中央図書館で参加しました。
参加者のスマホはAndroidが圧倒的に多いのですが
今日はiPhoneをお持ちの方が3名いらっしゃいました。
「私、iPhoneなんです。」と不安げにおっしゃったので、
「私もiPhoneですと」と伝えると、ほっとしておられました。
体験会のテキストはAndroidで進められますので、
ほっとした気持ちになられたのはよく理解できます。
Androidをお持ちのアシスタントの方が、
質問に対して検索しながら対応しようとしていたのですがうまくゆかず
私が指名を受けたりしました。
3時間の体験会後
「とっても勉強になってよくわかりました。」
と、嬉しそうにして感謝された時は、
私もとてもうれしかったです。
スマホサポーター アシスタント #9
体験会が終わってから、お一人が戻ってきました。
「スマホのカメラで撮った写真が、
エンジの色がピンクっぽく撮れている。
直して欲しい」というものでした。
基本的には撮った写真の編集で調整するのでしょうが、
講師がカメラの設定を探していましたが、設定での変更はやはりありませんでした。
そうだろうと思いつつ、持っているiPone8を見たら
カメラの設定で色味の変更ができるようになっていました。
iPhone15proでもありましたが、若干設定が異なっていました。
やっぱり基本は写真の編集なのだと思います。
思いがけない質問は、機能を改めて見直すきっかけになります。
スマホサポーター アシスタント #8
4回シリーズの3回目でした。
らくらくスマホをお使いですが、
電話とメール以外は、全く使っていず、
ここまでの体験会の成果も出ていません。
ホーム画面を見て、私も首をひねりました。
躊躇したのですが、確認してホーム画面を変更しました。
カメラがQRコードを読み込まないので
QR読み込みアプリなど3個のアプリをホーム画面に置きました。
ホーム画面に置くことで操作がわかりやすく
とても喜んでもらいました。
体験会終了後
今まで使っていた部分が、今まで通り使えることを
本人に操作してもらって確認したことは
忘れずに行いました。
942-3
iPhoneの回線契約変更終了
オンラインで変更すれば費用は発生しないことはわかっていましたが、
iPadもキャリアと契約していましたので
対面で変更契約しました。
SIMを新しくくれると思ったら、
使っているSIMを新機種に入れて終了しました。
(1時間ほどかかりました)
最後に旧機種のiPone8を見て
傷の状態から1200円(ポイント)で引き取ります。
と言われました。
アップルに下取りする予定になっているので、
アップルの回答を見てからと、回答しました。
その場ではなく、後ほどでもよいそうです。
アップルの下取り価格がどうなるかですが、
下取り価格に大差がないような気がします。
ならば、
「孫のおもちゃ」にした方がよいかなと思うようになりました
小谷古墳と益田岩船と斉明天皇陵
(奈良県 11月9日)
益田岩船には何回も行ってますが
小谷古墳は初めてです。
(ずーっと気になっていました)
石棺が見えます
石棺の作りは丁寧です
この古墳は江戸時代には斉明天皇陵と伝えられていました。
益田岩船は斉明天皇の石棺を作ろうとして
ひびがあらわれ、制作を放棄されたものと見られています。
地図で確認します
小谷古墳は①
益田岩舟は②
真の斉明天皇陵は③=牽牛子塚古墳
宮内庁が斉明天皇陵としているのは④です
①とした江戸時代の伝承の方が、まだ、まともです。
石棺があけられていて、村人が自由に出入りしていた小谷古墳を
「いまさら斉明天皇陵とすることはできなかった」からでしょう。
地図からも、そのいい加減さがわかります。
宮内庁の斉明天皇陵の本当の被葬者はだれ?
宮内庁は多くの人の墓をでたらめに指定しています。
被葬者への冒涜をいい加減やめてもらいたい。
iPad教室 日野 20231115
午前コース
私がiPoneを買い替えたので
新旧のデータ移行の実際を見るのに
数少ない機会でよいと思っていました。
ただ、数分で終わることですので、
最後に持って行きました。
ところがうまくゆきません。
バッテリー容量が足りなかったのか?
結局できませんでした。
メインのテーマは、最初にするべきでした。
(昼休みにもトライしましたが、できませんでした。
帰宅してからしたのですが、あっさりできました)
午後コース
メールの文字化けに困っているというので、
その対応策なのですが。
基本的に送る側で対処してもらうしかないのです。
それでも、文字化けのメールを転送して見たり
(文字化けは解消しました)
既読メールの管理に問題があったのですが
これが原因かどうかは不明です。
メールボックスでの管理を推奨しました
そこから、どういうわけか、我が家の家計管理の話に飛びました。
皆さん主婦として家計管理をしていますので
話しの中で私は不利です。
時には、デジタルの話とは無縁の話題で
肩の力を抜くのも良いです。
スマホサポーター アシスタント #6
昨日(13日)は、今月に入っては最初です。
旅行していましたので当然ですが、
月後半は時間を見つけて担当してゆきます。
体験会は4回シリーズの2回目でした。
復習に時間を割いているカリキュラムですが、
皆さん苦戦気味です。
頑張って欲しいです。
(942-2)
法隆寺 焼損壁画拝見
クラウドファンディングで寄付したお礼に
国宝の焼損壁画を拝見しました。
拝見の前に、
壁画模写を拝見
無料です。
法隆寺で公開されるのは、初めてだそうです。
パンフレットをいただきます。
カラー写真も貴重でしたので、実物大の模写の力は強かった。
この後に、焼けてしまった壁画を見るので
模写を見て回る間にも緊張が高まってきました。
見学者、私の組は3人でした。
保管庫は、温度、湿度、二酸化炭素濃度までウォッチする厳重さ
僧侶の方が案内してくれました。
色は消し飛び、形すら判然としない壁画もありましたが、
『よくぞ、火炎に耐えて残ってくれた!』という感動を覚えました。
消防ホースを入れるために欠けた部分もありました。
仏像がないため、意外と広いと感じました。
30分の時間制限でしたが十分に見れました。
手前の別棟では、若草伽藍からの焼けた壁画の断片なども見学できました。
法隆寺再建非再建論争の決着をつけた物証です。
素晴らしい体験をしました。
(11月7日午後3時から見学)
菅原遺跡(奈良)と長岡院
元興寺で開かれた特別展
「菅原遺跡と大僧正行基・長岡院」を
11月7日に見学しました。
元興寺には
去年は夜間拝観、5年前は屋根裏見学をしました。
この建物です
何しろ飛鳥時代の瓦が現在も使われている寺院です。
平城京の西にある菅原遺跡から
現時点で、唯一の円形建物が発掘されました。
その発表です。
榮山寺・八角堂、法隆寺・夢殿の八角堂が
故人の供養堂の性格を持っていることと比較し、
行基の舎利(火葬骨)を納めた『塔廟』であったと考えられるとしています。
6月に御葢山、若草山から平城京をみて
平面(地図)だけでなく高低を加えた三次元で見ることの
大切さに気付きましたが、
大極殿をはさんで
西から見ることの大切さも感じさせられました。
”平城京”がますます面白くなってきました。
奈良旅行 6 202311
皇居三の丸尚蔵館 開館記念展
開館記念展となっていますが、
正確には今日からの新築しての再開です。 5年振り程でしょうか、再開館を心待ちにしていました。
皇室所蔵品を展示する博物・美術館です。
出品された
春日権現験紀絵
蒙古襲来絵詞
この2巻の他の場面はすでに見ています。
展示替えがありますので、
この機会に全巻全場面を見れると期待しています。
入場予約制になっていて、以前は無料でしたが、有料になりました。
ただ、シニア(70歳以上)は無料です。
初日とあって、この日は予約は完売でした。
外国人観光客が列に並ぼうとしたのですが、
予約制と説明されてあきらめていました。
外国人観光客に予約は難しいでしょうから
時間ごとにその場で10名程度の観覧を認めても良いのではないでしょうか
会場は
広くなって、作品案内のビデオのコーナーもできました。
展示はすべて国宝でした。「原則撮影禁止」ですが、
この日は私的利用ならすべて撮影可でした。
天皇、皇后が結婚式で着用した装束などが展示されている次室は撮影禁止です。
扉が素敵でした。
東芝ブレーブルーパス チケット先行販売開始
タブレット教室で、延長で皆さんが地域通貨のインストールをしている時に
私はチケットの先行販売の手続きに入りました。
何回やってもうまくいきません!
他に方法がなく、電話をしました。
なんと、「昨日メールで流しています。」との返答でした。
メールをチェックして、指示通りに手続きしましたが、
販売開始時刻から40分経っていました。
完全に出遅れました。
前日のメールの時刻を見たら夜の10時過ぎでした。
いくら何でも、それは遅すぎるだろう!
なにも予定がなければ午前中にメールをチェックしていたと思いますが
今日午前中はタブレット教室でしたのでメールチェックはできませんでした。
次回からはスムーズには行くと思います。
iPad教室 日野 20231101
ご家庭の都合でお休みしていたH講師が復帰しました。
私一人では役者不足です。
復帰して、みんな活気そして元気が出ました。
「LINEの利用規約に同意するしない」問題で皆さんがあたふたしたので
昨日、一昨日と、
復帰前のH講師がグループLINEで解決策の相談にのりました。
この流れで、午前・午後コースとも
LINE規約同意の確認をしました。
この後、午前コースは地域通貨のアプリのインストール
午後コースは、ネット手配のバウチャーが印刷できないとの悩みの解決です。
教室では、「印刷できない」が再現できませんが
ダウンロードしたドキュメントの保管場所を明らかにしました。
おそらく自宅に帰れば印刷できるはずです。
教室で使っているWiFiを新機種に変えました。
冒頭に、テスト代わりに皆さんに設定してもらいました。
もちろん皆さんはできました。
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