石馬
古墳にたてられている代表は埴輪です。
しかし、九州の古墳からは石で作られた石人・石馬が見られます。
その九州特有の石馬が、唯一本州では、伯耆国(鳥取県西部)から出ています。
上淀白鳳の丘展示館にレプリカが展示されています
レプリカというと、たいてい本物と見分けがつかないことが多いのですが、本物を見る前から色からして「ちょっと違うだろう」」との印象をもったことと「ここまで来てレプリカを見て帰るのも違う」と思い、本物の見学を申し込みました。
暑い中、案内してもらいました
徒歩数分の神社の収蔵庫に保存されていました
やっぱり本物は違う!
九州の岩戸山古墳の石馬より風化が進んでいる感じですが、頭部があるぶん状態が良いと思います。
朱が残っています(黄色の丸)
肉眼ではよくわかりますが、写真ではわかりずらいです。
案内の人が説明してくれたのでわかりました。
出雲、伯耆の山陰の古墳が九州と共通点を持っていることを見てきましたが、最も良い例だよ思います。
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