加茂岩倉遺跡と荒神谷遺跡出土品
古代出雲歴史博物館に6月25日に訪れた時、加茂岩倉遺跡と荒神谷遺跡の出土品がレプリカではなくすべて現品が展示されていました。
わざわざ「現品で味わってください」と掲示が出ていましたので、割と珍しいことなのかもしれません。
荒神谷遺跡出土品
発掘された銅剣358本は、それまで全国で発掘された総数を上回るものでした。
壮観で、圧倒されました。
加茂岩倉遺跡出土品
一か所から発掘された銅鐸としては全国最多の39個です。
銅鐸を細部まで見てゆくと
人面が表された銅鐸
亀が表された銅鐸
普段は、胴体部分の模様しか見ないので、驚きがありました。
そして”✕”が刻まれた銅鐸がありました。
拡大写真です
鋳型ではなく、完成後に刻まれたものです。
これらは加茂岩倉遺跡出土です。
そして驚くことに
荒神谷遺跡の銅剣にも”✕”が刻まれています。
拡大写真です。
実に、358本のうち344本に刻まれています。
吉野ケ里遺跡の石棺に”✕”が刻まれているというニュースがすぐに頭に浮かびました。
”✕”の持つ意味に、「霊力を封じ込める」という意味があるのではないかと言われています。
星を表したとの仮説もあるようですが、この両遺跡からの出土品を見ると、「星を表した」という仮説は、苦しいように思われます。
出雲・大和・九州の古代(弥生から古墳時代)での関係は、出雲と九州は関係が深いです。大和はちょっと離れています。
とは言え、弥生時代の出雲と九州から”✕”が出てくることには驚かされました。
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