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原の辻遺跡(長崎県壱岐市)

「はるのつじ」と読みます。
邪馬台国を記述した「魏志倭人伝」に出てくる『国』で
全体像がわかる唯一の例です。
ただし、王墓が未発見です。

全景
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微高地にあります。どの程度の微高地なのかを実感しました
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物見やぐら
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海から上がってくる川をいち早く見通せる位置にあることがわかりました。

地形的には、盆地状の真ん中にあります
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地形模型でわかるように、川が右(東)に1本のみ流れています

湾から見た景色
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手前の島の向こうに川口があります
この山並みに1か所だけ川が通っているというのは、地形の奇跡です。
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山を抜けて盆地に入った川
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赤丸内が遺跡です

川をさかのぼって船着き場があります
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復元模型ですが、いかに重要な発見であったかがわかります

居住区と船着き場の位置関係
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赤丸が船着き場です

重要な遺構です
現在は、埋め戻されて農地になっています
1本のポールが、その位置を示しています
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写真の中央が遺跡です

伊都国や奴国などの遺跡を見ていますが、
家が三千余りあるとした地域の広さを実感できたことは、
あらためてこれらの国を見るときの参考になります。 

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