阿蘇ピンク石製石棺 奈良旅行202306
阿蘇ピンク石で作られた石棺を見ることが
今回の旅行のテーマの一つでした。
兜塚古墳(奈良県桜井市)
墳丘は失われていて石棺が露出しています
石棺蓋の内部はドーム状に刳り貫かれています
石棺には水が溜まっています。
金屋の石仏(奈良県桜井市)
組合せ式石棺の板石に刻まれた仏像が金谷の石仏です。
このお堂の床下に石棺の蓋が2面置いてあります。
ミロク谷石棺と呼ばれています
そのうちの1面が阿蘇ピンク石で作られています
ピンク石の特徴的な色が鮮やかです
縄かけ突起が見れます
石棺には転用しようとした加工痕が残っています。
(6月12日訪問)
四天王寺(大阪市)
境内にある『熊野権現礼拝石』
と、なっていますが石棺の蓋です
近づいてみるとピンク色がところどころ露出しています
どこの古墳かは不明です。
四天王寺を開く前にこの地にあった古墳であった可能性もあります
(6月15日訪問)
遠い阿蘇から運んでいますので、かなり高位の人の棺ですが
手がかりは残っていません。
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