ちっぽけな実験考古学
3月の近江旅行で行った二つの古墳は
阿蘇ピンク石で作った石棺がある古墳でした
風化具合と比較する為に、阿蘇ピンク石を持って行きました
ここ5ヶ月ほどで阿蘇ピンク石製石棺を4個見て
風化していても、見分けがつく目を持てるようになりました
そうすると、作られた当時の色味はどうなのか?知りたくなり
去年熊本で拾ってきた阿蘇ピンク石をさらりと研磨しました
右端が研磨部分です
写真では色味が出にくいのですが
ピンク色の明るさが増します
阿蘇ピンク石との出会いは9年前の
継体天皇の陵である今城塚古墳です
石棺片が阿蘇ピンク石であることがわかって
古墳時代の見方が大きく変わりました
左が阿蘇ピンク石です
レプリカも置いてありました
中央です
正直に言えば、この時は「大王の埴輪」が有名で
そちらの方が印象的でした
これからの古墳見学の目標の一つは、阿蘇ピンク石の石棺の古墳を
すべて見ることです
楽しみです
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