近江国庁跡と瀬田の唐橋
藤原仲麻呂の跡を追うことが
私の一つのテーマです
奈良時代、自分の思うようになる皇族を天皇につけ
絶大な権力を握った仲麻呂が、反乱を起こし
平城京から自らの拠点である近江国庁を目指しました
近江国庁跡
中心にある政庁
基壇が木製という極めて珍しい建物です
後殿跡
建てやの骨格復元
回廊跡
仲麻呂が目指したこの国庁を先回りして制圧したのが
吉備真備が指揮する追討軍でした
先回りした追討軍は瀬田唐橋を焼き焼き落とし
仲麻呂はこの国庁に入れず・・・・一週間後に誅殺されます
日本史上最大の転落劇となった仲麻呂の乱の帰趨を決めた場所です
当寺の唐橋は現在の唐橋から100mほど下流になります
赤い破線が当寺の道路と唐橋です
当時の道路が現在も一部重なっています
現在の唐橋の手前 写真の中央あたりに架かっていました
3月22日に国庁をレンタカーで訪れました
車についているカーナビとスマホのカーナビを使ったのですが、
遺跡の周りをまわるのみで時間がかかってしまいました
進入路は細くわかりずらくて駐車場もあるのかないのか
行きどまりの道で停めました
自転車か徒歩での訪問を進めます
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