甲賀寺(近江国分寺)跡
聖武天皇が紫香楽宮に作った寺です
紫香楽宮の発掘がされる前は、ここが宮跡か?とされていました
ほかには無い礎石が地表に多く残っており、それが宮跡とされた理由です
全体図です
宮殿の南の微高地にあります
紫香楽宮は、この寺を作るために作られたという感じを受けます
金堂跡
宮跡とされた名残で扁額は「紫香楽宮」となっています
奈良東大寺に大仏が造られることになるのですが
最初の計画では、ここに大仏が造られることになっていました
ただ、大仏を安置するには堂の大きさが足りないのでは?という疑問があり
あるいは、この地下に遺構が眠っているのではないかとする推測があります
塔跡
心礎
礎石は巨大です
僧房跡
後方の杭は回廊跡です
講堂、経楼、鐘楼などの礎石も残っています
また、瓦片があちこちに残っており
廃寺の良い雰囲気を醸し出しています
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