紫香楽宮(京)跡
前回(数十年前)訪れた時は、紫香楽宮の発掘調査は行われておらず伝承の地でした
信楽焼を買って帰ったぐらいの記憶です
742年に聖武天皇が初めて当地に来て
都建設を始めて
745年に、ここ紫香楽(しがらき)を正式に都と定めました
後に東大寺の大仏を作ることになりますが
当初は、ここで作り実際造作も始まりました
しかし正式遷都後、わずか数か月であっけなく移されることになりました
(訪問日3月20日)
出土遺物展示室
都城の資料館としては、残念ながらとても小さいものです
ですが、資料ビデオを見、貴重な出土品が見れます
宮殿のあった地区にゆきます
地元の地区会館が宮殿跡にあります
地図中の現在地がこの建物で
赤色が宮殿の建物跡です
大部分は、発掘調査後埋め戻されて田になっています
将来は史跡公園になる予定です
新宮神社遺跡
官衙地区です 埋め戻されています
鍛治屋敷遺跡
鍛造工房跡です やはり埋め戻されています
現状は、ほぼすべての遺跡が埋め戻されていますが
地形と位置関係から紫香楽宮の概略が把握され
イメージができました
現地に来てわかることです
リーフレットを購入しました
遺跡全体の大きな地図が欲しいと言ったのですが
「ネットからダウンロードしてください」とのことでした
小さな遺跡は、訪問前にダウンロードして用意しますが
「資料館があるので、そこでもらえばよい」と思っていたのが
失敗でした
| 固定リンク
「歴史・史蹟」カテゴリの記事
- 橿原考古学研究所の友の会に入会しました(2023.04.07)
- 石山寺(2023.04.04)
- 近江国庁跡と瀬田の唐橋(2023.04.03)
- 大津宮跡(錦織遺跡)(2023.04.02)
- 南滋賀町廃寺跡、榿木原(はんのきはら)遺跡(2023.04.02)
「古墳・古代」カテゴリの記事
- 鬼の窟古墳(2023.05.31)
- 吉野ケ里遺跡で石棺墓を発掘(2023.05.29)
- 笹塚古墳(壱岐古墳群)(2023.05.28)
- 双六古墳(2023.05.27)
- 壱岐島巡り4日目(2023.05.26)
コメント