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野神古墳(奈良市)

全長50mほどの前方後円墳らしいのですが、
現状は、団地の一角の10mあるかないかぐらいの大きさです。
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原型をとどめていません。
墳頂に過去の発掘の説明板があります
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竪穴石室はコンクリで保護され、その上に天井石が置かれています
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天井石には縄かけ突起が見られます

実測図
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石棺
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縄かけ突起が左右対称の位置ではありません

この石棺ははるばる九州・熊本から運ばれてきました。
阿蘇ピンク石=馬門(まかど)石で、
継体天皇、竹田皇子(推古天皇の子)等の石棺に使われています。
野神古墳は、和珥氏の拠点です。
九州との接点はどうだったのか?気になる古墳です。
(11月11日訪問)



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