8世紀の桃の実(西大寺の井戸跡)
報道によれば、
奈良県の西大寺の井戸から8世紀末の桃の核(種子のまわりの硬い皮の部分)が1700個ほど出土した。一部には側面に穴があった。桃には古来、鬼や邪気をはらう呪力があるとされる。生薬を作るためか、まじない用か、穴のわけは諸説あるが、もう一つ「ネズミの食べ痕」という有力な可能性が浮かび上がった。 とのことです。
神話で、イザナギが、黄泉の国の追っ手を桃の実を投げて逃げ延びた。という話は有名です。古代の遺跡から多く出土する桃については、ずーっと関心を持っていました。
諸説あった中で「ネズミが食べた跡」という説には、「考えすぎはいかんよ」と言われた感じで、むしろすっきりした思いがあります。
桃の核には、毒があるそうです。人間が少しぐらい食べたところで(ふつうは食べる人はいないでしょう)害はありません。(漢方薬として使われています)
井戸からはネズミの骨が8匹分発見されたそうです。小さな個体のネズミには「毒が効いたのかな?」と想像すると、身近な話に感じます。
西大寺は、孝謙天皇が藤原仲麻呂の乱を契機として創建されました。道鏡が、意気軒高だった時代です。
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