「三昧塚古墳」展 明治大学博物館
茨城県行方市にある「三昧塚古墳」(明大博物館)の展示会を見てきました。
25日に亡くなられた大塚初重先生が実質責任者となって発掘された古墳です。
結果的に追悼展示となってしまいました。 合掌
トロッコを使っての土取りで墳丘の1/3が削り取られる中での
緊急発掘でした。
全長85mの前方後円墳です。
古墳は未盗掘で、その後保存され今日に至っています。
埴輪、甲冑、装身具等の副葬品、それに遺骨まで残っていました。
金銅製馬型飾付冠
金銅製は珍しいそうです。
四神四獣鏡
居面中央の紐孔に紐が残っていました。
紐を見たのは初めてです。
埴輪も力士や、まだら模様を朱で表した若鹿など
興味深く拝見しました。
他の副葬品に砥石がありました。珍しくはないそうですが、
これまた初めて見ました。
大変面白かったです。
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