「囲形」と「家形」の埴輪出土 奈良富雄円山古墳
奈良市埋蔵文化財調査センターの発表記事が新聞報道されました
国内最大の奈良市にある富雄円山古墳から囲形と家形の埴輪が出土した。ということです
しかし記事の題では何なのかわかりません。
記事の内容でも『囲形の内側に家形がある配置は、心合寺山古墳などで出土例がある』としているだけです。
これは「水の祭祀場を表した埴輪が出土した」ということなのですが、記事の内容でも役割については何も触れられていません。
先月、八尾市の心合寺山古墳と資料館を訪れ、この埴輪を興味深く拝見しました
同様の埴輪は加古川市の行者塚古墳からも出土してます
発掘状況は富雄円山古墳とよく似ています
埴輪のみならず遺跡としても各地で発見されています
訪問していながら見過ごしていた遺跡もあります
今回の発見では家の中の部屋のような仕切りがあるようです
祭祀の実態がより具体的になるか?期待しています
これからはさらに各地の遺跡埴輪に注目していきたいと思っています
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