玉手山古墳群(大阪府柏原市)
玉手山にある17号墳まで確認されている古墳群です。
眼下に第2位の大きさを誇る応神天皇陵古墳などの古市古墳群を見下ろします。4世紀から5世紀頃と両古墳群の築造時期は、重なりそうです
古墳群中最も大きい古墳が7号墳です
前方部には、尾張2代藩主の徳川光友一族の墓があります。
遠く尾張の藩主の墓がなぜこの地にあるのか?安福持の方に伺ったところ安福持の住持が光友と懇意であった縁とのことでした
後円部の墳頂部には大坂夏の陣の戦いの供養塔が建っていました。
古墳の墳頂という感じはありません
山全体が古戦場です。大阪方は後藤又兵衛が率いていました。又兵衛はこの山で戦死しました。
山の彼処に現在の墓地が点在し、大坂夏の陣の戦死者の供養もいくつもあります
安福持の前は、6世紀中ごろから7世紀の横穴群があります
同じく安福寺の寺域に3号墳から出土した割竹型石棺があります
古代寺院の片山廃寺跡
塔礎石の大きさにびっくり、そして柱穴に蓋を作ってかぶせてあるのにもビックリです
歴史てんこ盛りの玉手山巡りは時間切れとなってしまい、まわりきれませんでした。
(1月16日訪問)
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