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由義寺跡

称徳天皇と弓削道鏡が道鏡の故郷に建てた由義寺が平成28年に発見され話題になりました。そして平成30年に国の史跡に指定されました
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国道沿いに大きな看板があります
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地元八尾市としても文献上だけであったものが、実態として現れたのですから、その喜びは容易に想像できます

塔の基壇の盛り上りが見れます
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発掘の意状況発掘の状況から当初からあった基壇ではなく、目安としての土盛のように思われます
ここに七重塔が建っていたと推定されています。
ここから出土した瓦は、下野薬師寺(道鏡失脚後に別当となった寺)や西大寺の瓦と同じ型が出ています。

発掘時の様子 白い枠が塔跡です 道路の左側は、現在大型店舗が並んでいます
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ぐるーっと回ったのですが、フェンスに囲まれてはいることができません。これだけアピールしておいて、これにはびっくりしました。
史跡公園にしてから公開するのでしょう。待ちましょう。

近くの都留美島神社に寄りました
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江戸時代の付け替え前の大和川の堤防址が残っています。
旧大和川左岸の堤防で神社は堤防の上に建っています。
大和川付け替えは、古代の河内の地勢が現代とは大きく異なっている点で、大変重要なことです。

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