奈良・平群の古墳
奈良県北西部、法隆寺の斑鳩町の隣にある平郡町の古墳を訪ねました。古代氏族の葛城氏や蘇我氏のイメージはある程度わくのですが、平群氏はどうなんだろう?ということで、法隆寺の前からレンタサイクルを借りて11月2日に行きました。
烏土塚古墳
町役場で鍵を扉を開けて入ります。
見回りなど、古墳の管理に人手がかるのでしょうが、行政のこうした姿勢に拍手を送りたいです。古墳は6世紀後半の前方後円墳で、
石室内の高さは4.3メートルあり高いです。
これほどの高さは少ないと思います。出土品の一部は橿原考古学研究所付属博物館に展示されていました。
西宮古墳
7世紀中葉の方墳です。
石棺の身の部分が残っています。
兵庫県竜山石製です。石室の石はきれいに加工されピタッとあわされていて見るからに後期古墳です。
三里古墳
玄室の上部は失われています。奥壁に棚が設けられています。
紀伊地方に類例があるようですが、珍しい例のようです。私は初めて見ました。
ツボリ山古墳
見つけずらかったです。近所の方に場所を伺いました。その様子を見ていた水道工事の交通整理をしている方が、興味があったのでしょう。私についてきました。ただし、遠慮して石室内には入ってきませんでした。7世紀初頭です。くりぬき式家形石棺です。石棺の蓋は半分だけ残っていました。
被葬者は身分の高い人だと思われます。
歴史パンフレットを300円で買いました。平群にはあといくつか見たい古墳があります。
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