武蔵国府(国司館)跡
マンホールカードをもらうちょうどよい機会に府中市の史跡を訪ねました。武蔵国衙(役所)跡は、ほぼ現大國魂神社の境内になります。そして今回ほんのちょっぴり足を延ばして国司(長官)館を訪ねました。
場所は府中本町駅前です。建物跡が柱で示されています。 現地の管理事務所でタブレットを借りてVRで当時の様子を知ることができます。
復元模型も展示されています。
奈良時代の遺構ですが、高台の突端に位置し富士山も見渡せる好立地です。
時代がずーっと下って徳川家康が武蔵に国替えになった際、武蔵の長になるのでここに来たそうです。さらに死後遺体が久能山から日光に移される際にここに棺が置かれたそうです。それは遺跡の一角の井戸(奈良時代) の中から三つ葉葵があらわされた瓦が出土したことから証明されたました。ただ、その時代の遺構は発掘調査では出てこなかったようです。
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