ウイリアム・ガウランド展
「ウイリアム・ガウランドと日本の古墳研究」展を見に行ってきました。
明治5年に造幣局の技師として招かれ、『日本アルプス』の名付け親としても知られ、日本の古墳研究にも手を伸ばした。一体どういう人物なんだ?という関心でした。
展示をみて「技師が趣味として片手間に古墳に関心を持った。」というレベルではなく、むしろ当時の日本の学究レベルを凌駕していた事がわかりました。
それどころか母国イギリスに帰って、ストーンヘンジの年代を明らかにする功績を残していることも知りました。
日本で触れた古墳をきっかけに考古学の分野に大きな功績を残しました。明治初期の「お雇い外国人技師」というイメージがすっかり消えました。
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