仁和寺と御室派のみほとけ
一番混んでいた展示は「三十帖」でした。弘法大師・空海(774-835)が、中国(唐)で書写して持ち帰った経典・儀軌類で、真言密教の秘書として大切に伝えられてきたもの。三十帖あることからこの名で呼ばれいます。空海の自筆部分が十数帖確認され、空海の直筆が見られるということが人気の理由です。(今は、一部展示で、全点展示は終了しています)
天皇の直筆(宸翰)も多数あり、皇室との関係の深さを示していますね。
江戸時代の観音堂の諸仏があり、なんとか、此処は撮影OKです。
特別店でこの規模撮影OKにはビックリしました。
須弥壇の裏の通路も再現されています。
ただし此方は高精密写真です。
見応えがある展覧会です。
(1月26日)
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