向日市歴史資料館(1612京都の旅)
長岡京の史蹟を見るのは、当然長岡京市と思っていましたが、この旅行の計画段階で調べたとき「長岡京の大極殿など中心部は向日市にある。」と、知りました。それまでは向日市の存在さえ知りませんでした。
入館料は無料です。
盾形埴輪
この埴輪は遺跡から出土しました。遺跡?古墳じゃないの?
解説によれば、古墳から持ち出してお棺(九州でよくみられる甕棺のように)使っていた、とのこと。元来あった古墳は、現在桓武皇后の墓として指定されており学術調査は行われていません。学術的には指定は間違っています。
長岡京の模型
左の山が天王山 平安京と大きさはそん色ありません。
長岡宮模型
この模型が作られた以降の発掘により翔鸞楼跡が発見されています。
長岡宮という言い方をこちらに来て初めて知りました。大極殿など都の中枢ですので使い方に違和感はないのですが、向日市は“長岡宮”、長岡京市は“長岡京”という使い方をするのでしょうネ。
常設展示
さらりと、すごいものが展示されています。
発掘された井戸
『示』刻印があると表示がありましたが何回見ても見つかりません。学芸員さんに教えてもらいました。指し示す表示が必要だと思います。
この刻印は専門家集団の印だそうです。
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