乙訓(おとくに)古墳群 (161212京都の旅)
京都盆地の西、向日市、長岡京市、大山崎町は乙訓地方と呼ばれます。長岡京が置かれる以前の遺跡・古墳を歩いてきました。
物集女塚(もずめつか)古墳
前方部から後円部をのぞみます
後円部と前方部の高さがそれほど違わないのは古墳時代後期の特徴です
石室の排水施設
おそらく、初めて見たかとおもいます
玄室には立派な扉
あとで資料館で聞いたら条件付で公開しているそうです
寺戸大塚古墳
考古学に関心がある人なら知っていますが、椿井大塚古墳出土と同じ三角縁神獣鏡(いわゆる同氾鏡)が出土しています。前方後円墳ですが前方部は失われています。
五塚原(いつかはら)古墳
人の頭ほどの大きさの葺石があります。
作った当時の石は、その後表土で覆われ崩れたところから出てきます。
元稲荷古墳
前方後方墳です。前方部から後方部をのぞみます
後方部の頂から一角をのぞみます
写真を撮った私は円ではなく角っぽくなっているのがわかるのですが、写真を見ただけでは判然としないかと思います。
石室の天井石
説明版はありませんが資料館で同様の出土品を見ていましたのでわかりました
恵解山古墳
この古墳は淀川近くにあります。
造り出し部 もう一方の造り出し部は矩形ではなく汀のような形をしています
前方部から鉄製品が大量に出土しています。
この地方最大の古墳です
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