伴大納言絵巻(上中下巻)観了
“観了”なる言葉は無いのでしょうが、見終わりました。
出光美術館で国宝「伴大納言絵巻」を3回に分けて展示しましたので、三カ月かけてようやく見終わりました。
マラソンを走りきったような感覚です。
応天門が放火によって炎上するという事件を題材にした絵巻でしたので、事件発生から容疑者(伴大納言)の逮捕まで時間経過とともに見てきました。(実際の事件そのものは、伴大納言は濡れ衣の可能性が否定できません)
10年ぶりの公開でしたので、今回見ておかないと、これから先10年見られないのでは、そんな強迫観念がありました。
国宝に指定されるだけの価値はあります。
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