京都・奈良旅行 ’1512 平等院と扇の芝
(12月19日)
数十年ぶりの平等院でした。
まず最初に向かったのは、鳳凰堂ではなく、“扇の芝”でした。ひっそりした場所のはずなのに、私が向かったので「何があるのか?」と、後ろから続々観光客が付いてきました。中にはスマホで検索する人もいて、方針変更で鳳凰堂へ向かいました。
定番の10円硬貨を入れて撮影です。
阿弥陀様を池越しに拝みます。
鳳凰堂の中に入るのは別にチケットを購入します。30分ほど待ちました。道内は撮影禁止です。が池の方はOKです。
ミュージアムは素晴らしいです。鳳凰堂内の雲中供養菩薩像が半分収蔵されており、真近で見られます。特に「南20号」は印象に残りました。ピンバッジまで売っていました。当然購入しましたが、素晴らしいと感じるのは私だけではないようです。ショップでは小さなもののみで6200円も買ってしまいました。
源頼政の墓です。鳳凰堂の裏手にあります。
頼政は平家全盛の時代を生き、以仁王の令旨で打倒平家の戦いを起こしますが、ここ平等院で戦いに敗れ自刃します。頼朝が挙兵する3か月前、平家の都落ちの3年前、76歳の生涯でした。
きらびやかな鳳凰堂に隠れてひっそり目立たない墓であったはずですが、御朱印の受付があるため「ついでに寄る」人が多くいました。
その頼政が自刃して果てた場所が“扇の芝生”です。再度行きました。またまた、なんだとばかりおばさんが付いてきました。「まあこの際だから」と「カメラのシャッターを押してください。」と頼みました。
その後は人は来ませんでしたので静かに過ごせました。
結局、平等院では半日過ごすことになりました。それだけの見応えがありました。
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