« 信長の館跡(岐阜) | トップページ | 岐阜市内の歴史博物館 »

濃尾地震の断層

岐阜県の大垣市から樽見鉄道に乗って終点の一つ手前の水鳥(みどり)駅で降りると、ほぼ駅前と言ったところに断層があります。
この写真を見た記憶がある方は多いと思います。

150307a1

国の特別天然記念物に指定されています。(根尾谷)断層はそのまま残されています。

150307a2

地震によって(写真の右側が)一瞬にして6mほど隆起しました。

150307a3
私が立っているところが元々の地面です。背後の崖が隆起しました。現地に行くとその凄さに驚かされます。

150307a4
この崖の一部の地下を掘りその断面をを見れるようにした施設が“地下観察館”です。

150307a5
写真右上に私がいます。

150307a6
赤線は元々同じレベルでした。黄色の線が断層面です。

窓の外を見ると、断層崖が見えます。断層の一部を掘り下げたことがよくわかります。

150307a7
1891年(明治24年)に起きたこの地震はマグニチュード8でした地震のエネルギーの大きさを実感します。

横ずれ断層もあります。終点の樽見駅からバスで温泉へ向かう途中バスから見えました。地震断層は、大きく見れば直線ですが、地形によって横ずれになったり、上下への変位になることを初めて知りました。勉強になりました。

|

« 信長の館跡(岐阜) | トップページ | 岐阜市内の歴史博物館 »

防災士(地震と災害)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 濃尾地震の断層:

« 信長の館跡(岐阜) | トップページ | 岐阜市内の歴史博物館 »