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“台北 國立故宮博物院”展 in東京国立博物館

展覧会のサブタイトルが“神品至宝”とついています。

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昨日の午後3時過ぎに上野の国立博物館に着きました。神品とは“翆玉白菜(すいぎょくはくさい)”のことなのでしょう。別室展示です。
キトラ古墳壁画展示とと同じ部屋ですが、圧倒的に列が少なくせいぜい20人ほどでした。本展を見る前に「チャンス」とばかり並びました。さすがに平日の雷雨ではこの程度かと安心しました。

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係り員のプラカードは待ち時間110分となっています。何かの間違いだろうと聞いたところ、雨の季節なのでで室内の大きな部屋を待機に使っているそうで、待ち時間110分は間違いないそうです。「えっ、本当?」・・・・「昨日の待ち時間の様子はどうでしたか?」と聞いたところ、「午後5時半頃には待ち時間がほとんどなくなったとのことでしたので、平成館の本展示に先に行き6時前に戻ってきたら待ち時間10分でした。展示は午後8時(少なくとも7月7日までは)までですのでこの時間帯が狙い目です。
肝心の“白菜”ですが、翡翠の色を読み込み白菜に彫ろうとした慧眼と彫刻の技は並外れてすごいのでしょうが、『そこまで』というのが私の感想です。
直前に合羽橋の道具街で食品見本を見ていましたので、その延長線から抜け切れなかったかもしれません。

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展覧会そのものは「期待ほどでもなかった。ちょっと退屈」というのが感想です。中国人は『石というか玉』に私から見れば「執着」を持っています。中国の古都・西安にツアーで行ったと時も“石の販売店”に寄りました。何十万円もする石を「素晴らしい」と言われても誰も買う人などいませんでした。この展覧会では中国人と日本人の趣味の違いを感じました。
ただ清朝の代々の皇帝が伝世した証拠の皇帝の印章『乾隆帝』とかを読み取るのが楽しかった。『皇帝が伝世した』という、そのことが一番の見所だったと思います。

見ている途中、スーツの集団が現れました。私が見ていたら背後に来ていました。SPの方でしょうか「お騒がせしてごめんなさい」といったしぐさをしていました。

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