第22回防災隣組
今日の午後は、防災隣組でした。ほぼ月1回のペースで22回目を迎えました。今日のテーマに入る前に、東京都から発表された“大規模盛土造成マップ”の問題点のレポートと意見交換をしました。
本題は、“目黒巻”です。
防災の問題点は「大規模災害(たとえば大地震)が起きた時、自分の家、隣近所、町内がどのような状況になるかわからない→わからないから、具体的な行動、資機材が不明確→従って、どう対策するのか?訓練するのか?具体案が浮かばない。
この負のスパイラルを断ち切るために、「災害が起きた時のイメージを作る」ツールが“目黒巻”です。私が作った“目黒巻”を俎上にあげて討論しました。(クリックして拡大できます。)
実は今回が2回目で、2012年7月25日の第3回でも取り上げました。2年近く経過して、参加者の認識の高まりが実感できました。前回はイメージがわかなく作ることさえ困難でした。一方で、当時の問題点が現在もまだ多く残っていることもわかりました。
今日はWさんが見学という形で参加しました。防災隣組の取り組みを広げてゆくことがこれからの大きな課題です。
目黒巻は、東京大学の目黒公郎研究室から発表されています。下記のURLからアクセスできます。「作った方は、公開をして欲しい」とありましたので賛同してこのブログで掲載しました。発災当日のみですが、2日目、3日目と作って行く必要があります。
目黒巻のURL PDFで提供されています。
http://risk-mg.iis.u-tokyo.ac.jp/meguromaki/meguromaki.html
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