江戸城・坂下門
江戸城の門は、殆ど古い形状を保っていますが坂下門は例外です。正面に見えている渡櫓門は、本来は左の警備の人の方にありました。(枡形になっていて、左へ直角に曲がるようになっていました)
明治になって、皇居として使うためまっすぐに通すよう手を加えられました。
以前に特別拝観で30mぐらい離れたところから見たことはありますが、門の下に来てびっくりです。
天井を見上げました。
(おそらく)黒漆塗で木肌が見えません。皇居の通用口として頻繁に使っていますので、江戸時代ではなく皇居となってから手が加えられたのでしょう。黒光で姿が映し出されるぐらい光っています。
天皇家の通用口としての品位が感じられます。
| 固定リンク
「江戸城 平川門・不浄門」カテゴリの記事
- 江戸城不浄門について(2023.04.26)
- 寛永期の平川門(2022.04.24)
- 江戸城・平川門についてのツツミ様の投稿 (2022.02.10)
- 平川門桝形と帯曲輪の沿革について(ツツミ様より)(2022.01.21)
- 江戸城 不浄門に関する考察(ツツミ様)(2021.12.25)
コメント