文殊院西古墳(一番美しい古墳の一つ)と安倍寺跡
岩屋山古墳と並んで、一番美しい古墳の一つとしてあげられるのが文殊院西古墳です。安倍文殊院の境内にあります。ありますが、古墳を見る分には拝観料は要りません。(境内奥に東古墳もあります)
羨道です。
切石がきちっと積まれています。7世紀中頃の建造とは思えません。
玄室です
天井はアーチ型に加工されています。
奥壁です
後世の石仏が祭られています。
数百メーター離れたところに安倍寺跡があります
土壇が残っています。創建は7世紀に遡るようで、法隆寺式伽藍配置です。
ここにあった寺が鎌倉時代に先祖のお墓である“文殊院西古墳”がある現在地に移ってきたようです。
安倍氏と云えば、「天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に いでし月かも」でおなじみの阿部仲麻呂、或いは安倍晴明が知られています。
現在の本尊 快慶作の文殊菩薩は見応えがあります。
信心が浅い私ですが、頭が良くなるよう祈ってきました。手遅れか?
こちらは拝観料がいります。
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