岩屋山古墳(一番美しい古墳の一つ)とムネサカ古墳
日本の古墳で一番美しい古墳の双璧として、岩屋山古墳と文殊院西古墳がよくあげられます。今回その二つを訪れました。
岩屋山古墳(飛鳥駅のすぐ近くにあります)
墳丘は半分以上欠けています。斉明天皇陵と言われたこともありますが、今では否定されていると云ってよいでしょう。
羨道です
奥壁です
天井です
どの面も切石をピタッと積んでいます。(3月17日に訪れました)
岩屋山古墳と同じ設計(規格)の古墳が桜井市大字栗原字峯坂にあります。ムネサカ1号墳です。飛鳥古京を挟んで6~7kmの距離です。こちらを訪れる人はきっとまれでしょう。それに探すのがちょっと大変です。
入口(羨道)です
私と比較すると岩の大きさがわかると思います。
同じく羨道です
岩屋山古墳のように岩の加工がきっちりとした切石になっていませんが羨道の印象は似ています。
玄室です
天井に近づくにつれ狭くなっています。
玄室から羨道を見ました。下に散らばっている石は、敷石ではなく石棺の破片のようです。
蝙蝠がお休みでした。
「こうもり塚古墳だな!」と独り言 何十年も前にこうもり塚古墳(岡山県)へ行ったことを思い出しました。
フラッシュをたいてもこうもり君微動だにせず。こうもり君お騒がせしました。お休みください。
ムネサカ1号墳には前日の3月16日に訪れました。岩屋山式と呼ばれていますので、岩屋山古墳を先に載せました。
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