サントリーの平選手にもペナルティーを
ラグビー日本選手権のセミファイナルで、東芝・立川選手の報復行為に対して協会が出場停止処分にしました。
私は、花園でその試合を見ていましたが、死角でよくわかりませんでした。後日テレビでそのシーンを見ました。報復行為に対する処分は当然です。
この場面で東芝はボールを確保したように見えました。しかしこのプレーで東芝にペナルティーが科され、ボールはサントリーに渡り、さらにこの後のプレーでPGが入っていればサントリーが勝利し決勝進出しました。結果はPGは外れたのはご承知の通りです。報復行為が、チームメイトが頑張った成果をひっくり返すことにつながりかねないことを立川選手には自覚してもらいたいです。
この場面、テレビに映し出されたプレーでは、原因を作ったサントリーの平選手の反則はひどいものです。立ち位置が完全にオフサイドの位置で立川選手を後ろから押さえつけるという意図した反則です。
以前に、ワイルドナイツのトニー・ブラウン選手に同じサントリーの選手・金井がトニー・ブラウン選手に執拗なプレーをしてトニー・ブラウン選手は、パンチングして、後日出場停止処分を受けました。金井がパンチングを受けて、痛いというよりやったぜと言った表情をしたのが忘れられません。処分された選手の名前は記録に残りますが、原因を作った選手の名前は隠れたままです。
今回も、報復をして処分を受けた選手は名前が残りますが、意図して反則して報復を誘う原因を作った選手は名前が残りません。ラグビージャーナリストの村上晃一さんが、立川選手と平選手にもカードを出すべきだとブログで述べています。私も村上さんの意見に賛同します。原因を作った選手にも何らかのペナルティーをかさなけれこうした事例は少なくならないと思います。
サントリーは、チームとして、この件に関して協会の処分とは別に自律的に対処すべきと私は思います。
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コメント
好きやねんさん
こんにちは、コメントありがとうございます。
パナソニックとサントリーの違いに同感です。
年間表彰式で、
パナソニックの選手が、
「練習の時から、反則しないよう個人もチームも気をつけている。」
と、スピーチしていました。
これぞ王者! と、感心しました。
サントリーには、チーム文化の再建をお願いしたいです。
投稿: 最前列 | 2014年4月29日 (火) 16時57分
先日のジャパンの強化試合で、後半リードされてはいましたが、挽回可能な勝負所で真壁(サントリー)が、妨害プレーと言う事でシンビンを貰い勝負が決まりました。サントリーの選手は、ジョージ・スミスのしつこさを勘違いしているのではないでしょうか?改めて反則を犯す事の少ないパナと比較して好対照の様に感じました。
投稿: 好きやねん | 2014年4月29日 (火) 10時41分
日本代表のプライドはどこへ行ったのか?
そんな思いです。
良きライバルだと思っていましたので
なおのこと残念です。
アンフェア―な選手として名前を残すことを
真摯に受け止めてもらいたいです。
投稿: 最前列 | 2014年3月14日 (金) 19時12分
確かに右フックを放った立川選手もチームの事を
考えてほしい行動でしたね。
おっしゃる通り、あのPGが決まっていれば・・・・ですから。
サントリーボールでラックになって、小川選手が絡んで
ターンオーバー。後方から加わろうと立川選手を執拗に
ブロックした平選手にリーチキャプテンと小川選手を
つかんで離さなかった畠山選手。
二人とも日本代表なんですからね・・・・・
国際試合でも同じことをするのでしょうか?
2019年にワールドカップを開催するんですから。
投稿: てら | 2014年3月13日 (木) 21時45分