太田茶臼山古墳(宮内庁指定の継体天皇陵)
真の継体天皇陵古墳である、今城塚古墳(高槻市)から、徒歩で30分ほど、隣の茨木市に太田茶臼山古墳があります。こちらは宮内庁が継体天皇陵に指定していますが、継体天皇の時代より一世紀ほど古い古墳です。
入口に統一規格の看板があります。
日曜日で入口は締まっていました。入れたところで眺める場所が違うだけですので、入れても入れなくてもどちらでも良いのですが、「古墳は年中無休」と思っていた私にとって、別の意味でがっかりしました。
と、いっても、拝所の鳥居の近くには行けます。
前方部と拝所の鳥居を古墳の横から見た写真です。
鳥居の背後にあるマンションから前方部からの全景が見られます。
こちらが全景です。荒れていません。
今城塚古墳(真の継体天皇陵)で触れましたが、今城塚古墳よりこちらの古墳が大きかったこと、今城塚古墳は城になったり、地震で崩れたり、無残な姿で『崩壊』していたことが継体天皇陵として(江戸時代末期)指定されなかった理由と思われます。学問の進歩が真の継体天皇陵に迫りました。
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