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2014年3月

法事でした

先月の大雪の際、雪かきをしようとして急死した親戚の四十九日に行ってました。とても家族思いの方でした。

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娘は、お葬式に参列できなかったため、孫を連れて参列しました。前泊では、孫は初めて浴衣を着ました。孫の“布団・食事なし”も選択できたのですが、浴衣を着て喜んでいる姿を見ていると、布団・食事をつけて正解でした。
逆に、法要の後の席では、一人前の席がありました。こちらは気を遣わせてしまったかな?と思いました。

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親戚の家の庭に、子供用の遊びのお家がありました。楽しそうに遊んでいました。子供にとって、田舎は遊び場所が多くて楽しそうでした。

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古墳はどこから始まった

「古墳時代」というぐらいですから、前代の弥生式墓制と一線を引く古墳は、奈良の纏向(まきむく)から始まった。と、今のところ理解してよいかと思います。今回の旅行(14~17日)では、纏向遺跡を丁寧に廻ることはできませんでしたが、出現期の古墳の一つは訪れることはできました。

ホケノ山古墳(出現期古墳)3世紀中頃

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後円部に主体の埋葬施設がありますが、手前前方部にも棺があります。築造時期と同じころだそうです。特異な例です。この古墳は箸墓より古いと考えられています。

有名な箸墓古墳です。3世紀中頃

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卑弥呼の墓か?とも言われていますが、宮内庁の指定の陵墓(倭迹迹日百襲媛)になっていて発掘調査はされていません。卑弥呼の墓とするには疑問も投げかけられています。

黒塚古墳(行政区域としては天理市になります)3世紀末

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隣接の博物館に竪穴式石室が実物大に復元されています。箸墓古墳もこれに似ているのかなと、想像が膨らみます。

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この古墳は,戦国時代に城に使われたり、江戸時代は、織田有楽斎の子孫の柳本藩の藩庁になりました。

桜井茶臼山古墳  4世紀初め

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墳頂部です。後方に三輪山を望みます。

メスリ山古墳  4世紀初め

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墳頂部に窪みがあって、石がいくつか露出しています。竪穴石室の上部の石でしょうか

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桜井茶臼山古墳ともども大王(天皇)陵クラスですが、記紀に所在の記載がありません。それがために大王の系譜から外されている感があります。果たしてそれでよいのか?疑問に思う学者もいます。謎を抱いたまま眠っています。

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東芝ブレーブルーパス 和田監督退任

東芝ブレーブルーパスの和田監督の退任が発表されました。成績は無論悪くはありませんでしたが、タイトルを取ることが目標のチームですから、無冠で終わったという事には、ファン共々悔しさが残る結果となりました。トークバトルでは結構良いキャラを出していたことが意外感と共に印象に残ります。スタッフは他に3名が退団です。お疲れ様でした。

選手は5名退団です。
ヒル選手 日本選手権決勝がラストゲームでした

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東芝はキックをしないチームでした。が、この1年ようやくキックを使うようになってきました。退団と聞いても、「ん?まだまだ!いくらでもできる」そんな感想です。

オト選手 100試合出場を達成しました

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シーズン後半からは若い力が出てくるようになりました。後を託して退団です。

高山選手、高木選手、蔡選手も退団です。皆さんありがとうございました。

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文殊院西古墳(一番美しい古墳の一つ)と安倍寺跡

岩屋山古墳と並んで、一番美しい古墳の一つとしてあげられるのが文殊院西古墳です。安倍文殊院の境内にあります。ありますが、古墳を見る分には拝観料は要りません。(境内奥に東古墳もあります)

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羨道です。

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切石がきちっと積まれています。7世紀中頃の建造とは思えません。

玄室です

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天井はアーチ型に加工されています。

奥壁です

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後世の石仏が祭られています。

数百メーター離れたところに安倍寺跡があります

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土壇が残っています。創建は7世紀に遡るようで、法隆寺式伽藍配置です。

ここにあった寺が鎌倉時代に先祖のお墓である“文殊院西古墳”がある現在地に移ってきたようです。
安倍氏と云えば、「天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に いでし月かも」でおなじみの阿部仲麻呂、或いは安倍晴明が知られています。

現在の本尊 快慶作の文殊菩薩は見応えがあります。

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信心が浅い私ですが、頭が良くなるよう祈ってきました。手遅れか?
こちらは拝観料がいります。

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岩屋山古墳(一番美しい古墳の一つ)とムネサカ古墳

日本の古墳で一番美しい古墳の双璧として、岩屋山古墳と文殊院西古墳がよくあげられます。今回その二つを訪れました。

岩屋山古墳(飛鳥駅のすぐ近くにあります)

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墳丘は半分以上欠けています。斉明天皇陵と言われたこともありますが、今では否定されていると云ってよいでしょう。

羨道です

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奥壁です

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天井です

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どの面も切石をピタッと積んでいます。(3月17日に訪れました)

岩屋山古墳と同じ設計(規格)の古墳が桜井市大字栗原字峯坂にあります。ムネサカ1号墳です。飛鳥古京を挟んで6~7kmの距離です。こちらを訪れる人はきっとまれでしょう。それに探すのがちょっと大変です。

入口(羨道)です

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私と比較すると岩の大きさがわかると思います。

同じく羨道です

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岩屋山古墳のように岩の加工がきっちりとした切石になっていませんが羨道の印象は似ています。

玄室です

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天井に近づくにつれ狭くなっています。

玄室から羨道を見ました。下に散らばっている石は、敷石ではなく石棺の破片のようです。

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蝙蝠がお休みでした。

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「こうもり塚古墳だな!」と独り言 何十年も前にこうもり塚古墳(岡山県)へ行ったことを思い出しました。
フラッシュをたいてもこうもり君微動だにせず。こうもり君お騒がせしました。お休みください。

ムネサカ1号墳には前日の3月16日に訪れました。岩屋山式と呼ばれていますので、岩屋山古墳を先に載せました。

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第21回防災隣組

今日、防災隣組がありました。テーマは「家具固定」です。20分ほどの動画を見ました。家具固定の必要性と、方法です。簡単にできると云いながら、それほど簡単ではありません。もっとも、こうした動画を他の人にどう啓蒙してゆくかのほうが問題となりました。結論は出ませんでした。
隣組に参加しているKさんが耐震工事をしています。工事は終わりに近づいています。「耐震補強をしなければいけない。」と思いながら実際の行動に移せない人が多いと思います。Kさんは遠慮気味ですが、良い事例だと思いますので是非、実際の体験を多くの方に参考事例としてお話していただければ、と、思っています。
災害用井戸の掘削や、スタンドパイプの備え付けなどの提起をMさん名で行いました。私は来期役員として、この件を受ける立場になります。良い方向で進むよう努力して結果を出したいと思っています。

夕方からは、近くの市民センターで、工学院大学准教授の講演を聞きました。高層ビル、マンションの揺れ方など、一般住宅が広がる地域ですので、必ずしもマッチングしていない点もありましたが、「大学をうまく使ってください」の言葉には心強く感じました。

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安藤忠雄さんの東北応援サイン会

建築家の安藤忠雄さんのチャリティーサイン会が目黒雅叙園でのシンポジウムで基調講演と共に行われていました。東日本大震災への応援運動の一環です。私も著書“Tadao Ando 0”を買いました。

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大阪に旅行した時“大阪府立狭山池博物館”の建築に「すごい」と思ったものです。また、“大阪府立近つ飛鳥博物館”で、「この建物は、安藤忠雄さんの作品ですか」と、聞いたら受付の女性が、よくぞ聞いてくれましたといった感じで、にっこりわらいながら「そうです」と答えてくれたことを今でも覚えています。因みにこの建物の入口がどこか?最初わかりませんでした。その博物館のスケッチも載っていました。

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安藤さんのサインはページの下に、そして私の名前も書いていただきました。

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TARGET2020シンポジウム

~東京から日本が変わる、そして世界へ~ がサブタイトルの日経アーキテクチュア社などの主催のシンポジウムに参加しました。
会場は目黒雅叙園です。エントランスから会場までは既に“春”です。

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会場の前には一転して「地盤を調べる機械」が展示されていました。

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基調講演は、建築家・安藤忠雄さんと東京都都市整備局の理事です。
この後、分化会で、「住宅品質に関わる地盤リスクとその対策」に参加しました。
ここで、①内閣官房国土強靭化推進室・審議官の講演・・・・・お役人的説明で総花的、参考になることなし。②前地盤工学会会長の講演・・・・・住宅地盤リスクの対応について制度面からの提言ですが、私の聞きたいこととちょっと違いました。③企業代表による、住宅地盤ビジネスについて・・・・・業界側の話で私の知らない面がわかりそれなりに参考になりました。

全般的に得るところは多くはなかった。というのが感想です。

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東京セブンズ2014でゲットしたグッズ

セブンズの大会は、グッズが豊富です。
大会プログラムは1000円です。どの大会でも1000円なのでしょうか?この大会のプログラムはリーズナブルです。(写真は撮りませんでした)

TRYと書かれたボード裏面には試合予定時間と全メンバーが載っています。役にたちます。無料です。そしてクリアファイルはカンタベリーでのお買物に伴う抽選の7等つまり一番したの等です。

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キャップは、セブンズ用ではなく、今年のJAPAN用でしょうか、セブンズのTシャツ(この2点は購入) JRFUのフラッグは1回300円の抽選会の賞品です。普通に買えば600円ほど?おなじみバンバンスティック

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セブンズ2014年のレプリカのボール(購入しました)

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サインは、福岡選手、フランスのルノーデルマス選手、ニュージーランドのサムディクソン選手、DJフォーブス選手

JRFUの会員は、抽選会に参加できます。無料です。そこで、なんとトップリーグの公式試合球が当たりました。超ラッキー!140323d4

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東京セブンズ2014 イベント

セブンズの大会は、お祭り騒ぎも楽しみの一つです。バックスタンドにいると、ラグビーファン以外の方が、「国際的なお祭り」をエンジョイしに来ていると感じます。なぜなら、バックスタンドは正面から日差しが来ますので、よく来るラグビーファンはキャップが必需品であることを知っています。この大会はキャップをつけていない観客が目立ちました。

フェイスペイントのサービスです。

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新しく鮮やかになって電光掲示板に映し出される「Let’s Dance」「Kiss Kiss」 

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皆さんテレが無くなってきました。

ケニヤチームのプラクティスシャツの背中に「SAMURAI」

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日本開催に合わせたのではなく、メーカー名だそうです。

試合がすべて終了したチームは場内を一周します。

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サインを貰ったり写真を撮ったり、「イケメンだ!」とか大騒ぎです。「試合が見えない」と、あまり目くじらを立てないようにね。

コスチュームコンテスト

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イギリスから来たそうです。

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こちらは日本をアピール

今日、起きた時、秩父宮に行くのをきつく感じました。風邪をひいて、のどが痛くて・・・・ですが、秩父宮の観客席で少し体調が良くなりました。とはいえ、コスチュームコンテストの発表までにしました。オークションは今回はパスしました。

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東京セブンズ2014 フィジーがCUP優勝 

南アフリカとフィジーによる決勝戦となりました。
フィジーはキックオフのボールを獲得するために蹴る方のサイドに選手を集めます。

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全試合徹底していました。

スピード迫力満点の試合は、26-26の同点から、ラスト1分フィジーが振り切ってトライをあげ優勝しました。

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試合終了後長い間サインをしていました。

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東京セブンズ2014 2日目 日本代表

サモア戦に42-12で勝利を上げ、ウェールズ戦に臨みました。

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前半14-0とリードして、期待が大きく膨らみました。

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しかし、後半に入って、リスタートのキックオフ時に左サイトに選手がいないというミスを突かれるなど、簡単にトライを許して逆転されました。一瞬集中力が切れたようなところがありました。相手は見逃してはくれません。
それでも終了間際にレメキ選手が右隅に飛び込み同点とします。

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しかし、延長でウェールズに決勝のトライを許し力尽きました。

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東京セブンズが初めて開催された頃とは、セブンズの戦い方が変わって来ています。スクラムは、以前はノーコンテストでしたが、しっかり押すようになってきました。また、ブレークダウンの攻防も激しくなってきました。オリンピック種目になった事の影響でしょうか。
日本は着実に力をつけています。去年までは「何とか1つ勝って欲しい!」という感じでしたが、今年は「勝てる!」と、大きな期待で見ることができました。来年は、結果もついてきて欲しいと願っています。

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東京セブンズ2014 1日目

ここ2年は天候に恵まれていませんでしたが、今日は日が当たっているエリアは暖かでした。

日本代表の初日の成績は1分け2敗でした。去年より着実に力をつけていると感じました。しかし、結果は残念。特にアルゼンチン戦は勝ち試合でしたが、終了間際に同点に追いつかれました。センター付近で攻めていた時「外に振っていれば、勝っていたのに!」と、残念です。明日に期待します。

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西殿塚古墳の盗掘騒動

私が先週訪れた天理市にある“西殿塚古墳”に歴史愛好家が盗掘を図ったとのこと、以下報道記事です。

 

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宮内庁が陵墓として管理する奈良県天理市の大型前方後円墳・西殿塚古墳(にしとのづかこふん、全長230メートル)が、東京在住の歴史愛好家の男性に盗掘されていたことが昨年夏、明らかになった。パトロール中の宮内庁職員が偶然見つけたために大きな被害こそなかったが、墳丘は高さ1メートルほどの生け垣で囲まれるだけで特に防犯設備はなく、広大な古墳では再発防止も容易ではない。副葬品を狙う盗掘は中世に頻発したが、明治以降は激減。人々の皇室への畏敬の思いが陵墓を守ってきたといえるだけに、関係者に衝撃を与えた。
 「古墳の中の様子を知りたかった」という男性が盗掘を図ったのは、事件が発覚する1年ほど前の平成24年8月13日。墳丘の一部を数十センチほど掘り下げた程度で、副葬品などは奪われなかった。このため男性は墓などを掘り返した際に適用される墳墓発掘容疑で書類送検され、その後、起訴猶予処分となった。

 

私も、この記事に言うところの“歴史愛好家”ということになるのでしょうが、この記事の人の行動は全く理解できません。ルールの範囲内での行動が求められます。学問的好奇心があるなら、専門家による発掘調査を待つべきです。この古墳についてはそうしたことは期待できないにせよ、素人が穴を掘って何に何るでしょうか?そもそもこうした大型の古墳のほとんどは盗掘を受けています。非難されるべき行動です。
ただし、この記事の『人々の皇室への畏敬の思いが陵墓を守ってきたといえる』には少し違和感を感じます。全く時代の合わない手白香皇女の墓とする宮内庁による虚構の固定ということは、これまた非難されてよいと思います。

 

歴史愛好家なら、現地に案内板が設置されています。それを読んで、了とすべきです。

 

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益田岩船、鬼の俎板、鬼の雪隠

益田岩船、鬼の俎板、鬼の雪隠は、奇石扱いされていましたので、今まで何回も明日香を訪れていましたが、寄ることはありませんでした。だいたい、鬼の雪隠(せっちん=トイレ)などと聞いただけでばからしいと思います。益田岩船(所在地は橿原市になります)も占星台とか、およそまともな議論ではありません。
しかし、今は、益田岩船は横口石槨(牽午子塚古墳=斉明天皇の古墳に見られます)が途中で製作放棄されたものとされています。

益田岩船

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私が前に立っています。大きさがお分かりになると思います。

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斉明天皇の石槨とそっくりです。

鬼の俎板

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古墳の横口石槨の底石です。

鬼の雪隠

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くりぬいた横口石槨です。

牽午子塚古墳を見た後で行くと、とても理解しやすいです。俎板が丘の上にあって雪隠は20mほど転げ落ちたところにあります。古墳を作っていて何か事故でも起きたのでしょうか?この鬼の俎板、雪隠のある場所は天武・持統天皇陵や高松塚古墳と近く、聖なる直線上にあります。雪隠といった呼び名をつけられていますが、皇族クラスの陵墓だった可能性があります。

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斉明天皇の真陵・牽牛子塚古墳と腰塚御門古墳

今回の旅行で、宮内庁指定の斉明天皇陵の車木ケンノウ古墳には行けませんでした。次の機会に行きたいと思っています。円墳だとのことですが、これを斉明天皇陵とする学者はいないそうです。他に候補として、小谷古墳、岩屋山古墳があげれれていますが、牽牛子塚古墳でほぼ決着したと見て良いでしょう。
訪れた日(3月17日」)現在、墳丘にはシートがかけられていました。発掘の結果、八角形墳であることが明らかになりました。

 

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石槨(一体型の石室といった感じです)への入り口

 

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左側の石は塞石です。

間人皇女との合葬と一致する中央に間仕切りがあります。

 

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石槨内の天井はドーム状になっていて、優しい印象を受けます。

 

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左の部屋の奥壁から天井にひび割れがあります。

 

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地震の影響だそうです。

 

 

 

斉明天皇陵として決定的になったのは、まったく知られていない古墳が発見され、「大田皇女を葬った」との記述に一致したことです。腰塚御門塚と名付けられました。しかし、埋め戻されて標識も何も建てられていません。

 

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私が見学している間に学生の3人組が来ましたが、こちらに注意を払うことなく帰って行きました。注意深く見ると土止めの痕が残っていて「ここだ」と分かります。

 

 

 

 

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孫が遊びに来ました

孫が遊びに来ました。大雪が降ったりで、久しぶりでした。
孫のお気に入りは、ipadとkindle、それになんといっても新幹線。「新幹線、新幹線、遊ぼう」と言って新幹線の模型を置いてるところへ私を連れて行こうとします。

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この新幹線の模型は、ン万円もします。孫に預けて一人で遊ばすわけにはいきません。

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ライトは点きますし、屋根を外すと、車内の座席を倒したり、ドアはすべて開閉できます。車内販売などの小さなフィギィアもついています。精巧なものは子供の心を満足させるのでしょう。
それに両親と旅行で乗った新幹線の印象が強かったのでしょう。『疲れを知らない子供のように』を、そのまま実行しています。帰る時間が迫ってかたずけたら、踏み台を持ってきてとろうとしました。知恵もついてきました。

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天武・持統天皇合葬陵

古代の大乱の壬申の乱の主役の合葬陵です。

 

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この野口王墓が天武・持統天皇合葬陵として落ち着くのは明治14年に指定されてからです。鎌倉時代に盗掘を受けてその記録が根拠となりました。

 

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墳丘の周りをひとまわりすることができます。墳丘も見えます。

 

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八角形なのですが、見た目にはそこまでは確認できません。

 

前の日に行った崇峻天皇の陵が一層惨めに感じられました。

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崇峻天皇陵(宮内庁指定)

宮内庁指定の崇峻天皇陵です。正面の拝所は陵の統一形式です。

 

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向かって左側は細い道路を挟んで民家です。

 

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右側には川が流れています。川っぷちのお墓です。

 

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陵の中心が外から見れます。

 

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高さ1mほどの盛り上がりです。

 

古墳でもなんでもないです。大雨が降ったらどうなるのだろう?と心配になりますし、1500年も現在の状態であったとも思われません。私は多くの古墳を勝手に陵墓地や陵墓参考地として囲い込む傲慢さに疑問を持っていますが、崇峻天皇陵に関しては、逆にこんな川っぷちのいい加減なところに、指定しておくという無神経さに崇峻天皇に哀れさを感じます。指定されたのは明治22年です。きっと、これからもこのままなのでしょう。

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真の崇峻天皇陵(赤坂天王山古墳)

崇峻天皇は、594年に蘇我馬子の手の者に、首を絞められて暗殺されるという、天皇としては異常な亡くなり方をしました。
赤坂天王山古墳が崇峻天皇の陵であることは、ほぼ一致した見方です。江戸時代までは崇峻天皇陵と見なされていました。現在は宮内庁指定の崇峻天皇陵が2kmほど離れたところにあります。

一辺45m、高さ9mほどの方墳です。横穴石室が開口しています。

 

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天皇の陵で石室内に入れる唯一の古墳になります。奇跡的体験ができる稀有な古墳です。

石棺には盗掘を受けた大きな穴が開いています。

 

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棺の奥側にも小さな穴があけられています。

 

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さらに長持ち型石棺の奥側の突起が破壊されて落ちています。

 

羨道は8.5mあります。

 

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入口付近から土砂が流入しています。

 

暗殺という不幸な最期に加え、盗掘の大きな跡を残しています。宮内庁が指定を避けたのは、こうした惨状が知られていることが理由の一つだとも思われます。

 

 

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手白香皇女(継体天皇の皇后)の宮内庁指定の古墳

西殿塚古墳は、宮内庁が指定する手白香皇女(継体天皇の皇后)の衾田(ふすまだ)陵です。

 

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全長230mの堂々たる古墳です。手白香皇女の真陵とされる西山塚古墳が114mですから、西殿塚古墳の威容がわかろうというものです。ですが、逆に、陵の比定の時に小さな西山塚古墳を選択できなかったことも一つの理由だったと思われます。宮内庁指定ですから、前方部に拝所が設けられています。

 

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桜井市にある宮内庁指定の陵では見ることはなかったのですが、ここの陵では宮内庁の拝所の横に天理市の説明版がありました。

 

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さすがに「真陵ではない」とは書いてありませんが「3世紀頃の古墳」と表記されています。手白香皇女は6世紀の人物ですので、わかる人にはわかるということです。宮内庁の施設に接して建てられていますので、精いっぱいの表現なのでしょう。
真陵の西山塚古墳を見てからここへ来た方は、よく理解できるのでしょうが、西山塚古墳にはこちらほど多くの方は行かないと思われます。

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手白香皇女(継体天皇の皇后)の真の古墳

継体天皇の陵は、宮内庁の指定は間違っていますが、皇后の手白香皇女(たしらかのひめみこ)の陵も、また間違っています。夫婦で死後千数百年災難にあっていると云えます。夫たる天皇が大阪の高槻、皇后は大和に葬られたということは、この王権のあり方の解明への手がかりとなるかもしれません。

奈良県・天理市にある西山塚古墳が手白香皇女の陵というのが通説です。

 

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墳丘には果物が植えられています。墳丘に登ることができます。宮内庁に指定されていたらもちろん立ち入り禁止です。墳頂は雑草が茂るままになっていました。

 

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周濠のが残っていますが周濠の一部に民家があります。

 

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天理市製作による現地案内板です。

 

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「この古墳の南東にある西殿塚古墳が手白香皇女衾田陵に治定されていますが3世紀の築造で、手白香皇女は6世紀頃の人物ですので、こちらが真陵ではないかとする考え方があります」と若干遠慮気味に書かれています。

墳頂からは、宮内庁が指定した手白香皇女の古墳が真近かに見えます。

 

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古代の天皇陵の90%は誤りか不明

そもそも神武とかの天皇の名前は、奈良時代の760年代頃になって初めてつけられました。さらに神武から始まる初期の天皇は実在しなかったといわれています。ですが、そのお墓があります。少なからぬ天皇の陵がねつ造され、他の人の墓を勝手に天皇の墓としたということです。また、反対に本来天皇の墓とすべきが、そうなっていないということがあります。さらに天皇陵の多くは江戸時代に定められました。学術調査などが反映されたなどという時代ではありません。
現在、宮内庁指定の古代の天皇陵の多くが誤りというのはある意味当然と言えます。
今月初めに、大阪の高槻市で継体天皇で誤りの例を見ましたが、今回の大和路の旅でも、そのような様を見定めたいというのが目的の一つでした。

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大和路の旅 最終日・4日目 (明日香)・帰宅

帰宅しました。撮った写真の枚数が4日間で730枚、パソコンに取り込み、整理に1時間かかりました。
行きは、夜行バス。翌日の朝から1日たっぷりと廻れます。そして、新幹線の“こだま”グリーン車で帰ってきました。急ぐ必要はありません。何しろ混んでいないので、リラックスできて疲れが取れます。運賃もそう高くはありません。

京都で買った“月桂冠 にごり酒”

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器が無いのでラッパ飲みになりましたがおいしい!これはいけます。
同じ列の女性、ビールを飲んで・・・・・・・どう見ても二十代前半、オヤジとパターンが同じです。席を立ったすきにパチリ。

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昨日の昼食は、コンビニが無くって、果物屋さんで買ったバナナが6本=420円でした。今日は山の中ではありませんのでコンビニ弁当が買えました。昼食場所は、見瀬丸山古墳の墳丘上です。被葬者は諸説ありますが、天皇クラスです。後円部の一部のみが「宮内庁により対入り禁止」その立札の前でお食事です。

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前方部の真正面に畝傍山を見ます。

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あらためて古墳大きさを実感します。美味しい弁当になりました。

桜井市の古墳めぐりから、一転して今日の史跡めぐりは明日香と橿原市の古墳が主でした。朝は8時半からスタート、レンタサイクルのお店は9時からですので、岩谷山古墳を見てからレンタサイクル店に戻りました。午後2時半まででしたが、濃密な時間を過ごしました。明日以降チョイスして記事にします。

今日訪れた史跡
岩屋山古墳、牽牛子塚古墳、越塚御門古墳、真弓鑵子塚古墳、沼山古墳、益田岩船、見瀬丸山古墳、植山古墳(発掘調査中現場)、菖蒲池古墳、天武・持統天皇合葬陵、鬼の俎・鬼の雪隠

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大和路の旅 3日目( 桜井市)

今日は、電動アシスト付きのレンタサイクルを借りました。宇陀市との境の峠まで登ってゆきます。400mを超える高さまでです。目的地は、花山古墳です。
ところがどこから山の中へ登ってゆけばよいかわからないのです。参考にした地図はこの2枚です。

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等高線を頼りに、山林を必死で歩き回り、藪の中を自分を信じて進みます。根性でたどり着きました。そうです。時には古墳を見るのに根性があるかどうか試練が与えられます。

今日のレンタサイクル、花山古墳から降りてくると、さび付いてかつて案内板だったようもの(写真 中央 倒れかかっています)がありました。わかるわけありません。

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栗原寺(おおばらでら)跡は、草壁皇子のために建てられました。造営者に「額田」の名が見えます。地元では「額田大(ぬかたのおおきみ)の亡くなった地であるとの伝承がある。」そうです。
ただし、これは『史的考証ではなく、詩的確信』だそうです。

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塔心礎など、礎石があります。

今日も4基の古墳の石室に入場を果たしました。

今日廻った史跡。
桜井茶臼山古墳、秋殿南古墳、赤坂天王山古墳(再訪)、花山西塚・東塚古墳、栗原寺跡、ムネサカ古墳、忍坂古墳群、海石榴市跡(仏教伝来の地碑)

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大和路の旅2日目(桜井市)

古代から続く道の横大路を レンタサイクルで気持ちよく、大和八木から桜井市へ西へ向かいました。横大路にこだわって廻る順番を変えたら見つけずらい古墳から廻ることになりました。スタートから手間取りました。

今日のご入場一番手の古墳  艸墓(くさはか)古墳

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墳丘の上に行きながら石室にたどり着くのに30分かかりました。

安倍文殊院で本尊の観覧を申し込んだら、抹茶をいただくことから始まりました。

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昼食は、コンビニで買ったおにぎりです。が、場所は豪勢です。聖徳太子の宮殿遺構(庭園)の上之宮遺跡公園です。

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飛鳥の酒船石を連想させます。

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遺跡といっても40坪ほどであとは住宅になってしまっています。現地に来なければこうした史跡に出会うことはまずないでしょう。

舞谷古墳の入り口です。

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看板も何も無し。最後は熊笹をかき分けてゆきました。

レンタサイクルの返却時間は、午後6時までです。大和盆地の道は基本的に東西と南北の道ですので沈む夕日に向かって行けば迷うことはありません。藤原京・大極殿から見た畝傍山と夕景です。

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「大和路」を実感します。

レンタサイクルを返して、ホテルに戻る前に今井町をのぞいてみました。

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月がきれいでした。

今日もいろいろなことがわかって考えさせられること、それにやはり楽しかった。
楽しいと思っていることをやっているので楽しいのは当たり前といえば当たり前です。

特に感じたことは改めて記事にします。
今日廻った史跡です。
八木札ノ辻、艸墓古墳、谷首古墳、安倍門文殊院、安倍文殊院東古墳、安倍文殊院西古墳、コロコロ山古墳、上之宮遺跡、メスリ山古墳、崇峻天皇陵、梶山古墳、赤坂天王山古墳、舒明天皇陵、舞谷古墳、今井町

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大和路の(旅山の辺の道を中心に歩きました。)

昨日、夜行バスで東京をたちました。朝から、奈良の山の辺の道を歩きました。関西だから温かいかと思ったら、とんでもありません。レンタサイクルで廻ったのですが手袋が欲しいぐらいでした。
しかも天候が、日が差したかと思えば、みぞれが風を伴って降るなど、自転車で廻るには厳しい条件でした。
それでも今日の目的は果たしました。継体天皇の皇后=手白香皇后の宮内庁の誤指定の陵でない真の古墳に行ったことです。満足感があります。
見た古墳は30基近くになりますが、纒向古墳群、柳本古墳群、大和古墳群ですから、数は問題でありません。
桜井市から悪天候にもかかわらず天理市まで行けました。ヤマト政権の移り変わりがかんじられました。楽しい1日でした。

箸墓と背後に三輪山です。

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今日、唯一ご入場の古墳の珠城山1号古墳

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関心の強かった古墳・史跡は改めて記事にします。
今日訪れた主な史跡など
崇神天皇宮跡伝承地、金屋の石仏、平等寺、大神神社、桜井市立埋蔵文化財センター、箸墓古墳、ホケノ山古墳、桧原神社、相撲神社、兵主神社、渋谷向山古墳(景行天皇陵)、行燈山古墳(崇神天皇陵)、黒塚古墳・同展示館、西山塚古墳(真の継体天王皇后の古墳)、西殿塚古墳継体天皇皇后陵)、東殿塚古墳、中山大塚古墳(大和神社)

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今日の実践女子大英会話教室 “名刺”

今日は、今期最後の授業でした。ホワイトデーの前倒しで半沢直樹の《倍返し饅頭》を持って行きました。中に半沢直樹の名刺がありましたので、「どなたか名刺は要りませんか?」と聞きましたが、案に相違していません。と、思ったらご遠慮なさっていたのでしょうか、Bindya先生が「もらいます。」 思わぬ展開でした。
私名刺を name card と呼んでしまいましたが、Bindya先生がしっかりbusiness card と訂正してくれました。 name card では名札ですね。

最後の授業だったということで、そろって駅前で簡単なティーパーティー

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 NOBUOさんはアイルランドへ、今日も体験授業を受けた方が3名いました。来期は少しメンバーが変わりそうです。皆さん、今期ありがとうございました。

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嶋上郡衙跡と郡家車塚古墳(高槻市)

嶋上郡衙跡
継体天皇陵の今城大塚古墳の東に広がっています。将来の整備のため現在は広場になっている地域が多いです。
ここもその一つです。郡衙の中心地で建物の配置を表しています。

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1/3の縮尺だそうで参考になるといえばなるのでしょうが・・・・、後方のマンションも地域に含まれます。

域内の素嗚(スサノオ)神社 芥川廃寺跡です。手水鉢は塔心楚を流用したものです。境内には当時の礎石がいくつか見られます。

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郡家車塚古墳

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今城大塚古墳の北、徒歩数分の所にありますが、住宅地に囲まれて入口を見つけるのに時間がかかりました。車塚と名がつくのは、前方後円墳です。手前が前方部です。

この近辺の地名『郡家』は、よそ者の私などは、「グンケ」と読みたくなりますが、「グンゲ」とにごって発音します。郡衙(グンガ)が転じたのでしょう。

今城塚古代歴史館で図録を買いました。

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こうした資料の多くは1000円から1500円ほどのことが多いのですが、ここでは歴史地図以外の小冊子はリーズナブルな価格です。今回は1日でしたが、2~3日の旅行では、「紙」が多くなり重くなって苦労します。
高槻にはもう1回行くつもりです。その時に役に立つでしょう。

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太田茶臼山古墳(宮内庁指定の継体天皇陵)

真の継体天皇陵古墳である、今城塚古墳(高槻市)から、徒歩で30分ほど、隣の茨木市に太田茶臼山古墳があります。こちらは宮内庁が継体天皇陵に指定していますが、継体天皇の時代より一世紀ほど古い古墳です。

 

入口に統一規格の看板があります。

 

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日曜日で入口は締まっていました。入れたところで眺める場所が違うだけですので、入れても入れなくてもどちらでも良いのですが、「古墳は年中無休」と思っていた私にとって、別の意味でがっかりしました。
と、いっても、拝所の鳥居の近くには行けます。

 

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前方部と拝所の鳥居を古墳の横から見た写真です。

 

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鳥居の背後にあるマンションから前方部からの全景が見られます。
こちらが全景です。荒れていません。

 

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今城塚古墳(真の継体天皇陵)で触れましたが、今城塚古墳よりこちらの古墳が大きかったこと、今城塚古墳は城になったり、地震で崩れたり、無残な姿で『崩壊』していたことが継体天皇陵として(江戸時代末期)指定されなかった理由と思われます。学問の進歩が真の継体天皇陵に迫りました。

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今城塚古墳(本当の継体天皇陵古墳)

(3月2日に大阪府高槻市を訪れました。高槻市の史跡を訪れるのは2回目です。1回目は、高槻城址や安満宮山古墳などでした)

今城(いましろ)塚古墳は、学界では継体天皇(オオド大王)陵として異論はありません。宮内庁指定の継体天皇陵は別記事で触れます。(古代の天皇陵のほとんどは、学界では宮内庁指定通りとは考えられていません。)

 

古墳名は、戦国時代に三好長慶が城に利用したことに由来します。宮内庁の指定を受けなかったため、極めて珍しく、天皇陵古墳としては発掘調査があり、大きな成果を上げ、付属の博物館もできています。

 

全景 前方後円墳 本来、表面は葺石でおおわれていました。 周濠は二重で内側の周堤に円筒埴輪が復元して置かれています。 

 

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城の一部に取り込まれたこと、さらに1596年の慶長伏見地震の断層の直上にあったため墳丘が大きく崩れました。(これも発掘調査の成果です)

 

 

 

前方部 周濠が残っていたため整備・保存されています。

 

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後円部は畑になっていたため境界に堤が築かれています。

 

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本来なかったものを設置した為、批判する方もいます。私はやむ得なかったと思います。

 

後円部の横の内堤上に埴輪郡が復元されています。強く印象に残ります。

 

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博物館の学芸員に聞きました。「埴輪は同じ位置に復元しました。殯(もがり)の儀式を再現したものと考えられています」とのこと。

周堤に入口があって、ここからも墳丘に入ることができます。

 

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ここに切り取った断面が展示されています。周堤の構造がわかります。

 

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石棺は見つからず、石棺の破片のみが出土しました。石棺は3基あったと考えられています。付属博物館の今城塚古代歴史館で推定復元石棺が展示されています。

 

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学術調査の結果、墳丘内部にも敷石・排水溝の排水対策の遺構があった事、石室下部の基礎構造が発見されたことなど、大きな成果が上がっていました。「テーマパークのようだ。」との批判もありますが、私は現状を肯定支持します。人様の墓を、自分の先祖の墓だと囲い込むかたくなな宮内庁の姿勢こそ、大いに問題ありです。

 

継体天皇は地方出身で、何十年も政治の中心の大和に入れませんでした。人生色々と言いますが、墓にも歴史があります。権力を握っても、そのお墓は散々な目にあっています。

 

 

 

 

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通信教育が終了

ひょんなことからパソコンやタブレットの講師をするようになって2年近くになります。ここのところ講師のペースが多すぎて私自身が思い描いていた生活とはちょっと違うかな?と思いペースダウンをし始めました。
それにあわせ、社会教育全般を見渡してみたいと思い、通信教育で勉強していました。

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今日、最終課題を提出しました。4カ月が標準の学習時間ですが1か月半で終えました。講師を減らして時間を作ったのでマイペースで学習することができました。現役の時の仕事と重なるようなところもあり、また未知な分野もあり、楽しく学習できました。全4回のうち、既に2回の課題は採点を終えて返却されてきています。
我ながら「こんなに勉強好きだったかな?」と、思わぬでもありません。

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第51回日本選手権 国立競技場でもらいました

まず、いただきものではありません。

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プログラムです。1000円。毎度思うことはお値段が高い!500円が妥当です。500円にして2倍売れるか?となると私も自信はありませんが・・・・・・それで価格が下がらないのかな?とも思ったりします。

国立競技場のペーパークラフト(A4サイズ)が無料配布されていました。きっと試合などがあるたびに入場者に配られるのでしょう。

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ためしに作ってみました。

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聖火台がやけに大きく感じます。照明塔が2基足りません。それ以外は、まあまあ結構ではないでしょうか。

 

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国立競技場は、5月いっぱいです。5月末がファイナルセレモニーで、その前のラグビーワールドカップアジア最終予選の日本vs香港が、公式戦のラストゲームとなるそうです。ラストゲームですので、客席を満杯にしたいですね。

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第51回ラグビー日本選手権決勝

現国立競技場での最後の日本選手権は、ちょっとだけ風はありましたが快晴の良いコンディションでした。

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バックスタンドの中央がいつもの試合と違って指定席になっていましたので観客の入りが心配でしたがほぼ埋まりました。

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前半4分にパナソニックがペナルティーゴールで先制します。前半はペナルティーゴールの応酬になるかと思いましたが、19分に東芝の大島選手が左へトライ、31分にはパナソニックの山田選手が左から中央に回り込んでトライをあげて 東芝7-10パナ となります。

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34分には、東芝の望月選手がパナソニックのディフェンス陣を突き破って35m突進してトライ 東芝14-10パナ と東芝が逆転して前半を終えます。

後半6分、パナソニックの林選手がトライして再逆転。16分のパナソニックのペナルティーゴールの後、21分にパナソニックは東芝ゴールラインに迫りますが押し返されますが、バーンズ選手が左へキックパスし、東芝が押さえきれずピーターセン選手が左隅に押さえて 東芝14-27パナ と差を広げます。
しかし、東芝は直後のキックオフのボールを獲り、つないで、ラッシュして、リーチマイケル選手がノーホイッスルでトライをあげ 東芝21-27パナ と1トライ1ゴールで逆転できる差に持って行きました。
追い上げられたパナソニックですが34分に東芝スクラムから出たボールに田中選手が絡みさらに東芝の反則を誘ってペナルティーゴールを決め逃げ切りました。
東芝 21 - 30 パナソニック

トライ数は、ともに3、ペナルティーゴールはパナソニック3で東芝は0、反則の少なさと正確性でパナソニックが上まりました。

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東芝は後半23分のトライなど、東芝らしい縦突進が見られました。

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選手権決勝戦までファンを連れてきてくれた選手・スタッフに感謝です。

後半早々、パナソニックのバーンズ選手のキックパスがダイレクトにタッチラインを割りました。アシスタントレフリーはただのタッチを割ったとの判定というか大いなる勘違い、リーチキャプテンがレフェリーに抗議した(スタンドでしたから声は聞こえませんでしたが)が聞き入れません。スタンドから「ダイレクト!ダイレクト!」の大合唱が起きます。TMOの判定室から連絡でも入ったのでしょうか?ようやくダイレクトを認めました。

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ホワイトデーは倍返し

昨日の防災シンポジウムでは、1部と3部の間が3時間ほどありましたので、東京駅近辺を歩き回りました。東京駅八重洲北口にはテレビ局のお店が連なっています。

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民放各局とNHKのショップもあります。都内に散らばる各局へ出向かなくとも、グッズ類がここ1か所で買うことができます。
その中のTBSの店頭のベストポジションは「半沢直樹もの」が並べられていました。

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ついつい引き寄せられました。そして『倍返し饅頭』を買ってしまいました。

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1箱9ケ入りで840円です。中に半沢直樹の名刺が入っています。

来週の英会話教室に持って行くつもりです。饅頭は茶色なのですがホワイトデーということで、日頃いただくことが多いのですが、今回は『倍返し』します。

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リスク社会のイノベーション2014

今日は、国際フォーラムで開かれた防災科学技術研究所主催の“リスク社会のイノベーション2014”シンポジウムに参加しました。

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自治会や自主防災会の要望等に一番マッチしているシンポジウムです。支援システム開発などの現状、目指しているところなどの発表など、私は一番注目しています。
昨年のシンポジウムから少し進行が変わりました。1,2,3部とあって、3部では《自治会・住民向け》《自治体向け》《社会福祉・災害支援団体向け》《学校・教育関係者向け》と分かれました。

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私は《自治会・住民向け》に参加し、eコミという防災の地図情報を含んだホームページの説明を聞きました。昨年からも「良いシステム」だと思っていました。作ってしまえば運用管理は難しくはありませんが、立ち上げのときのサーバー管理ができる人をどう見つけるか?ここがネックです。まずは自治会でこのシステムを知らしめることからスタートとなります。

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サントリーに厳重注意 畠山選手にも

昨夜、日本選手権セミファイナルでの東芝・立川選手の報復行為に対する処分は当然としても、あまりに醜い反則で原因となったサントリーがこのまま、知らぬが仏を決めることがあってはならない! サントリーは自ら律するべきだと主張しました。
今日、協会が、平、畠山両選手を名指しして、チームに厳重注意をしました。妥当だと思います。「やり得」みたいな行為を看過しては、今後によくありません。
これからサントリーのコメントが出るのでしょうが、協会から厳重注意を受ける前に、どうして自らにパニッシュメントを与えることができなかったのでしょうか?
今季フェアープレー賞を受賞したパナソニックは、「日頃からペナルティーをしないよう練習の時から意識している。」とコメントしました。今回のサントリーの行為はこのパナソニックのコメントとあまりにも対照的です。サントリーのこれからを注視してゆきます。

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サントリーの平選手にもペナルティーを

ラグビー日本選手権のセミファイナルで、東芝・立川選手の報復行為に対して協会が出場停止処分にしました。
私は、花園でその試合を見ていましたが、死角でよくわかりませんでした。後日テレビでそのシーンを見ました。報復行為に対する処分は当然です。

この場面で東芝はボールを確保したように見えました。しかしこのプレーで東芝にペナルティーが科され、ボールはサントリーに渡り、さらにこの後のプレーでPGが入っていればサントリーが勝利し決勝進出しました。結果はPGは外れたのはご承知の通りです。報復行為が、チームメイトが頑張った成果をひっくり返すことにつながりかねないことを立川選手には自覚してもらいたいです。
この場面、テレビに映し出されたプレーでは、原因を作ったサントリーの平選手の反則はひどいものです。立ち位置が完全にオフサイドの位置で立川選手を後ろから押さえつけるという意図した反則です。

以前に、ワイルドナイツのトニー・ブラウン選手に同じサントリーの選手・金井がトニー・ブラウン選手に執拗なプレーをしてトニー・ブラウン選手は、パンチングして、後日出場停止処分を受けました。金井がパンチングを受けて、痛いというよりやったぜと言った表情をしたのが忘れられません。処分された選手の名前は記録に残りますが、原因を作った選手の名前は隠れたままです。

今回も、報復をして処分を受けた選手は名前が残りますが、意図して反則して報復を誘う原因を作った選手は名前が残りません。ラグビージャーナリストの村上晃一さんが、立川選手と平選手にもカードを出すべきだとブログで述べています。私も村上さんの意見に賛同します。原因を作った選手にも何らかのペナルティーをかさなけれこうした事例は少なくならないと思います。
サントリーは、チームとして、この件に関して協会の処分とは別に自律的に対処すべきと私は思います。

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今日の実践女子大英会話教室 “古墳”

英会話教室では、課題に入る前に各自トピックスを話すことになっています。
私は、今城塚古墳(継体天皇の古墳)へ行ったことを話しました。
“古墳”という語を“an ancient mounnted tomb=丘のような墓”と使いました。これは以前読んだ英語版の日本の歴史に出てきた単語でした。“山のようになった”というニュアンスが適切なように思ったので、ずーっと使ってきました。
ですが、Bindya先生が、”tomb”は“墓石”というイメージで、墓を一般に言うと“grave”です。とのことです。私の使い方が良い悪いはおっしゃいませんでしたが、そうなると、古墳には墓石はありませんのでイメージとしては合いません。
あらためて辞書を引きました。“tumulus”が出てきました。“土まんじゅう”のニュアンスがあるので、どうやらこの語が適切のようです。
巨大な土まんじゅうの日本の古墳に相当するのが、外国にあるのか?よくわかりません。中国の始皇帝陵などは該当しますが類例は少ないかなと思います。どちらかと云えば独特なものですから“tumulus”一語に説明を加えるのが良いのかもしれません。

今日、来期の受講を考えている男性が、体験受講しました。NOBUOさんがアイルランドに半年ゆきますので、このままでは男性は、私一人になってしまいます。是非来季受講していただきたいものです。

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ジョージ・スミス選手のラストゲーム

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3月1日の花園ラグビー場で行われた日本選手権セミファイナルは、サントリーのジョージスミス選手にとって、日本の公式戦ラストゲームだったのでしょう。
試合中は、試合の行方に100%気が行ってましたので、思うこともなかったのですが、「そうだ、フランス行きが報じられているので、これが最後だ。」と、バックスタンド下の芝かぶり席の観客に握手しに来た時に思い出しました。
すごい選手でした。労を惜しまない本当に仕事人でした。昨シーズン、ジョージ・スミス選手がノックオンした時、「彼もノックオンするんだ」と思ったものです。少しづつ対戦チームも対応できるようになってきたのでしょうし、彼の力も少し下り始めたのかもしれません。今シーズンはタックルでひっくり返されるシーンも見ました。2年前には全く考えられませんでした。 
東芝ファンの私からすると、仁王様のような存在でした。対戦相手チームではありましたが、姿を見られなくなると思うと淋しさを感じます。サントリーを支えてきた大黒柱に、そして素晴らしいパフォーマンスにあらためて拍手を送りたいと思います。

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第20回防災隣組

2月28日は防災隣組の会合がありました。20回目です。延べ時間で70時間ほどは話し合ってきたと思います。他の人からは、防災でそんなに話すことがあるのか?と思われそうです。まだまだたくさんあります。
28日は、「防災用の井戸掘り」がテーマでした。井戸の基礎知識の勉強と、練馬区の取り組みなどの事例研究でした。実現までには多くのステップをクリアーしてゆかなくてはなりません。
また、先日の大雪への対応を検証しました。

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雪かきで“消火栓”の存在が忘れられていたなどの問題がありました。

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帰宅途中の新幹線です

大阪の天満橋に泊まりました。
天満橋から川沿いに歩いて大阪駅まで歩きました。じっくり川沿いを歩くのもよいものです。大阪駅からJRで摂津富田駅へ行き、今城塚古墳、同古代歴史館、郡家車塚古墳、嶋上郡衙跡、太田茶臼山古墳を歩いて巡りました。
今回のテーマは、「継体天皇陵」でした。謎の多い天皇(大君)でしたが、私の頭の中でかなりすっきりしました。帰宅してから記事を書きます。
私は旅行で1泊2日はあまりありません。往復の旅費を考えると2泊はしたいのです。でも、今回はラグビーも勝ったし、実り多い1泊2日になりました。

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51回ラグビー日本選手権準決勝 東芝vsサントリー(花園)

先週の日本選手権2回戦で、東芝がトヨタに辛勝したとき、“セミファイナルは花園で、東京の駒沢ではない"と、知り、「そうだ!花園へ行こう」と決めました。

今シーズンは、動かせない予定がたくさん入っていて花園には久しぶりでした。
試合前の東芝サイドの応援席には多くの応援横断幕が出番を待っています。気合が入っています。140301a1

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試合は開始4分、東芝のタックルミスでサントリーの小野選手が抜け出し、有賀選手が右に先制トライし、あっさり主導権をにぎります。
東芝6-10サントリー で向かえた31分に22mライン付近から東芝の甘いタックルをついてサントリーのツイ選手が中央付近にトライ。前半は、東芝6-17サントリーでおえます。

後半も立ち上がり、フェーズを重ねて東芝陣22mラインに入ってペナルティーを得たサントリーは、ヂュプレア選手がクイックで中央にトライ。ミスをしない、判断が正確で速い。完全にサントリーのペースでした。
後半16分、東芝らしさがようやく出ます。5mラインアウトからモールを押し込んでベイツ選手が、この試合東芝として初トライをあげます。フォワードが優位に立った東芝は、21分に、サントリーがコラプシングの繰り返しで認定トライをあげます。
25分にまたもや5mラインアウトからモールを押し込んでやはりベイツ選手が、押さえて 東芝25-24サントリー  とついに逆転しました。

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このまま試合は終わると思ったのですが、残り時間0でサントリーが22m付近でペナルティーゴールを得ます。

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これが外れてレギュラーシーズン1点差で負けた東芝がリベンジしました。ヤッター!

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