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シンポジウム“南海トラフ地震に学界はいかに向き合うか”

日本学術会議等の主催によるシンポジウム“南海トラフ地震に学界はいかに向き合うか”を日本学術会議の講堂に聴きにゆきました。事前申込者で定員に達し当日の参加申し込みはありませんでした。

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内閣府などの中央官庁と30の学会が出席し、各学会がどのような取り組みをしているか横断的に紹介し意見交換をする場でした。私の知らない学会が半分以上ありました。水産学会など、関心の対象外の学界もいくつかありましたが、日頃、各学界のホームページから最新情報を得るようにしていますので、情報源が増えるという意味でも有意義なシンポジウムでした。
南海トラフ地震や首都圏直下地震では、「他からの救援を期待するのではなく自活する体制の構築が必要」との認識は、まさにその通りだと同感です。
各学会のパネリストの発表には危機感がにじみ出ていましたが、原子力学会の「福島原発は、他の原発同様に震災対策をしていた。ただ、震災対策以上の災害が襲った。」と、ここでも『想定外』をパネリストが発表しました。理工系」の「想定」は、工学系の想定とは、違うことを浮かび上がらせると同時に、原子力学会が浮いているように私には感じました。
午後1時から10分の休憩をはさんで午後5時40分まで、ちょっと疲れました。

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