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十二月大歌舞伎 通し狂言“仮名手本忠臣蔵”夜の部

今日は、歌舞伎座に“忠臣蔵”の夜の部を見に行きました。

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演目は先月と全く同じです。役者さんが違っています。今月は若手が中心です。チケットの売れ行き、取りにくさ(どちらも満員ですが)からすると、今月の方が人気があります。
私が忠臣蔵で一番好きな・・・・・おそらく皆さんそうかと思います・・・・七段目 今月の役者は“寺岡平右衛門”が海老蔵さん、“おかるが”が玉三郎さんで、先月より断然よかった。先月は仁左衛門さん、福助さんが体調不良で降板して、代役の登場でした。そうしたこともあったにせよ、素人の私にもわかるぐらい違いました。もう一回見たいぐらいです。

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十一段目の討ち入りの場面で、高師直方の小林平八郎役で獅童さんが登場しました。お母さんが17日に亡くなられました。ご冥福をお祈りします。
今晩がお通夜です。演技が終わったのが9時10分前ぐらいです。お通夜の時間が10時からとなっています。討ち入りの場での殺陣の見せ場での登場ですから、舞台に穴をあけるわけにはいきません。役者さんは「つらい」とか「悲しい」を超えてお芝居に集中です。
舞台に設定された庭の池にかかる橋の上でバッタリ倒れて、そのまま舞台が回って舞台から去るのですが、舞台が回っているあいだ中、拍手が続いていました。ファンからの応援のメッセージです。もちろん私も拍手を送り続けました。

お芝居は今日で今年の見納めでした。新歌舞伎座の柿葺落というお祝い事と昨年12月の勘三郎さん、今年になって團十郎さんがお亡くなりになりました。そして体調不良で降板する役者さんが目立った年になりました。来年は役者さんが元気でありますよう祈ります。

仮名手本忠臣蔵
五段目  山崎街道鉄砲渡しの場 同 二つ玉の場
六段目  与市兵衛内勘平腹切りの場 
七段目  祇園一力茶屋の場
十一段目 高家表門討ち入りの場 奥庭泉水の場 炭部屋本懐の場 

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