顔見世大歌舞伎 通し狂言“仮名手本忠臣蔵”昼の部
御存知“忠臣蔵”です。「通し狂言」とは、物語の最初から最後まで一挙上演するという形です。
開演前に口上人形が登場して出演者を紹介するという独特の入りで、この忠臣蔵のみです。
珍しかったのは、イヤホンガイドで「菊五郎」さんが花道から登場する時、「塩治判官 人間国宝 尾上菊五郎 音羽屋」と紹介したのです。菊五郎さんが人間国宝であることは、もちろん承知済みでが、「人間国宝」この一言を入れたのは過去にあまり記憶はありません。
塩治判官=浅野内匠頭の切腹の場面は長いのですが、・・・・・現在の我々からすると所作や物語がゆっくり進みます。江戸時代のペースなのでしょう・・・・・、その間、つい、先ごろ亡くなった兎のことを思い出してしまいました。
通し狂言ですので、昼の部、夜の部を通して見るべきなのでしょうが、これは見る方も疲れます。夜の部は来週見ることにしています。私は半日見るだけですが、演じる役者さんは夜まで演じます。大変さが良くわかります。
12月の歌舞伎座は、全く同じ内容で役者さんを変えて演じられます。来月はどうしようか?思案中です。
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