“ラグビーに生きる”大野均著を読みました
一カ月近く前に買っていたのですが、忙しさにかまけて本棚に入れたままでした。読み始めて一気に読みました。面白かったという言葉では足りません。私個人としてはウルっとくる所もありました。
私達ラグビーファンは選手をスタンドから見ています。この本は、選手がグランドの中から見ている視線・・・どんな思いでいるのか・・・が強く感じられます。
そして大学からラグビーを始めることになった予期せぬきっかけ、東芝そして代表としての活躍へと内容は満載ですが、ラグビー名門校どころかラグビーと無縁の少年時代高校時代に“均ちゃん”が作られたことが良くわかります。
ラグビーファンからすると日本代表として「いくらなんでもちょっと酷使?」と思っているラグビーファンは多いと思います。私も少し思わぬでもありませんが均ちゃんなればこそできることだとも思っています。ともかくお薦めの一冊です。
エディーヘッドコーチはインタビューで「オオノは2015年にはいないでしょう。でも、今の若いチームには必要だ」と言ってくれていました。私は密かに良い意味でエディーさんの期待を裏切りたいと考えているのです。(本書より)
私はこの言葉を聞いた時、「エディーさん、それはないでしょう」と思っていたものです。でもこの均ちゃんの言葉を聞いて、「絶対ワールドカップに行って、絶対勝って欲しい!」そんな気持ちがさらに強くなりました。
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コメント
均ちゃんの「優しさ」と「プレーの激しさ」がどのように作られたか、この本を読んでわかりました。さらにさらにさらに応援したくなりました。
投稿: 最前列 | 2013年7月18日 (木) 00時20分
均ちゃんは怪我も無くプレーも安定してて
ファンサービスも良くて尊敬します~
いつもはキリっと引き締まった顔ですが
時折みせる笑顔にキュンとなります~
投稿: コロ助 | 2013年7月17日 (水) 06時56分