立川断層(帯)発掘現場訪問
今日は武蔵村山市の立川断層のトレンチ現場へ行ってきました。考古学の発掘現場には何回も行ってますので、その比較で、トレンチの巨大さにびっくりです。
長さ250m、幅30m、深さ10mです。トレンチの先の富士山が印象的でした。
断層は、岩盤の中で起こりますので、正確に言えば「断層が地表面に及ぼした影響の痕跡」を見るということになります。
一見すれば断層の東側(写真、手前側)が盛り上がった上下の移動です。赤の線が手前で盛り上がっています。青線が断層です。
横ずれの要素(むしろ横ずれが主)があるとの発表がありました。マグニチュード(地震の大きさ)が大きくなる可能性が出て来たようです。
国の史跡になっている丹那断層を見ていましたので、その比較でいうと丹那断層の方がくっきり見て取れました。立川断層が一万年前ほどに対して丹那断層が最後に動いたのが数十年前ですからその差は歴然です。
係りの方が数カ所でそれぞれ説明に努めていました。
公開は明日までで、立川駅北口のバス乗り場①から頻繁に出ています。仮設のトイレもありました。広大な場所で風がまともに吹き付けています。防寒には十分備えが必要です。
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