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今日の実践女子大英会話教室“紅葉”

“紅葉の見所はどこ?”の話題がありました。Bidya先生のアメリカでは、紅葉を愛でたりする美意識はなく、「紅葉に対してsentimentalになるのは日本独自の文化です。」ということだそうです。
“紅葉”は英語では単純に“red leaves”なのですが、実は困ってしまいました。私は、「7世紀の万葉集では圧倒的に“黄葉=こうよう”が多く使われ、10世紀の古今集から“紅葉=こうよう”が圧倒的に多く使われるようになり現在に至っている。」と説明したのですが、黄でもなく紅でもなく、yellow leaves、red leavesを包括する単語はなんだろう?カエデ=Mapleといったら植物の種類になり、カエデ以外にも紅(黄)葉する植物はたくさんあるので・・・・・枯葉でも落葉でもおかしいし、・・・・・。と悩んでいました。
ところが先生が、introductionで“turning leaves”という言葉を使ってくれましたので、この言葉に飛びついてなんとか説明しました。
当然、7世紀の万葉集と10世紀の古今集以後で違ったのはどうしてですか?との質問がありました。「万葉集は奈良、飛鳥に都があった時代で、奈良、飛鳥の辺りは黄葉する植物が多く、古今集は都が京都に移って来て、紅葉する木が多くなったからでしょう。」と。
日本語で書くと簡単ですが、私の英語での説明は、つぎはぎだらけだったように自分で思います。

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