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南下古墳群(群馬県吉岡町)

群馬県のほぼ中央、前橋市、高崎市の近くに吉岡町があります。この町には注目すべき古墳があります。その一つが南下古墳群です。
古墳が六つあります。

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整備されていてトイレ、駐車場が備わっています。整備されているといっても草木を伐採しているだけで復元されているわけではありません。吉岡町文化財事務所もあり解説のパンフレットも備わっています。築造が6世紀中頃から7世紀末頃と推定され、石室の変遷や構築技術の発展過程が見られます。

B号墳 7世紀中頃 

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畿内色の強い古墳で、石室が破壊されて残っていないF号墳以外はこのように石室が開口しています。

D号墳 7世紀前半頃

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石室を閉じた際の“閉塞石”が残っています。

A号墳 7世紀前半 

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注目すべきは漆喰の痕跡があり、構築当初の内部は真白に仕上げられていた可能性があります。赤に塗られていた痕跡がある古墳に入ったことはありましたが、漆喰痕のある古墳は初めてでした。

E号墳 7世紀末

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石室内に石材加工の際に引かれた赤色の作業線が残っています。これも、私は初めて見ました。見どころが多い古墳群です。。(10月11日に訪れました)

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