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11月28日の歴史秘話ヒストリアの“頼朝”

今日のNHKテレビ番組“歴史秘話ヒストリア”は「鎌倉の秘密」として大仏の話などを取り上げていました。「秘密」というなら、『世が乱れてきた時、大仏の中で博打が行われていた。』ぐらいの話を紹介しても良かったのでは?と思いながら見ていました。
また、頼朝の娘・大姫の話の中で“源義高の父”の言葉が何回も出てきましたが、なぜ木曽義仲ときちっと名前をあげなかったのでしょうか?まさか秘密にしたかった訳ではないでしょう。
そして最も気になったのが“頼朝”像です。神護寺の伝頼朝像が使われていました。今では教科書から消えてしまった肖像画を何回も画面に出していました。神護寺の肖像画については、頼朝像とする説は今では、否定的になって来ています。
現在開かれている“武家の古都・鎌倉”展の鎌倉国宝館会場でも、甲府の善光寺所蔵の頼朝像を展示していて「現在制作が中世に遡り、頼朝像との確証がある肖像は本像が唯一で、頼朝の容貌を具体的に想像できる極めて貴重な作例」としています。こちらの像を使った方が良かったのではと思います。
神護寺の肖像画が国宝で、善光寺の坐像が山梨県指定文化財であることが、学説の動向とはかかわりなく選ばれた判断基準のような気がしますし、甲斐善光寺の像は、私も初めて見た時に感じたのですが、いささか威厳に欠けます。年相応で見栄えが良くないのが敬遠されたような気もします。

甲斐善光寺の頼朝坐像です。

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同寺の宝物館には実朝の坐像もあります。親子で似ている感じがしました。

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