第6回 防災隣組
防災隣組の会合も今日で6回目となりました。1回の時間が3~4時間ですから、ここまでで20時間程は勉強、調査、訓練をしてきました。今回のテーマは、今月4日の朝日新聞のトップ記事として、そしてさらに2面にわたって特集記事として組まれました「盛り土造成地の地震被害関連」記事です。
こうした新聞記事をきちっと読み解くこと、さらに記事の背景を読む力をつけることも防災隣組の取組の重要な要素です。これは的確な判断を下し、噂などに惑わされないことにつながります。「正しく恐れる」・・・・・私たちの取り組みが試されるテーマでした。
盛土の分布調査の実例の紹介、自治体によって対応が違うことの背景等の解説を含め、参加者の理解度は高いもので防災隣組の取り組みが成果があった事を、私は勿論のこと参加者も実感しました。
今回の朝日新聞の記事は前日3日に「翌日にこの問題の記事を載せます。」という異例な予告がありました。力の入れようがわかります。朝日新聞は2004年にも1面で報じています。
2004年当時、講演会で記事を紹介しました。その時の皆さんの反応は「他人事」としか思っていなかったのが現実でした。8年たってようやく聞く耳を持ち、さらに取り組もうとしている姿勢の変化に感慨を感じました。
先月の地元の中学校で行った連合自治会の講演に小学校の校長先生が聞きに来られたことはあとで知りましたが、“学校だより”で「参考になった。防災でソフト、ハードの両面があるが、今後に生かしてゆきたい。」とありました。お役にたてて嬉しいです。
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